地元で愛される味。ふらっと立ち寄りたい「タコとハイボール武蔵小山店」
2025.12.05
商店街のにぎわいと人情が息づく街、武蔵小山。
この街につい足を運んでしまうのは、どこか懐かしくて温かい空気感があるからでしょうか。
気取らず立ち寄れるお店が多く、地元の方が思い思いにくつろぐ姿が印象的です。
本日はそんな街のほっと一息つける場所「タコとハイボール武蔵小山店」のご紹介です。
気取らず楽しめる、街のおいしい集会所

東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩で約4分。
アーケードを歩いていると、赤が目を引く店の構え。その前に立ち止まるとたこ焼きの香ばしい香りが漂ってきます。
店の入り口で、たこ焼きの焼ける音が耳に届きました。
食欲がみるみる湧いてきて、「待ちきれない!」とばかりに急いで席についた私。
後から来られた地元の常連さんらしき方は、座ってすぐに楽しそうに店員さんと会話を始められていて、とてもなごやかな雰囲気。
お持ち帰りのお客さんもひっきりなしに訪れ、地元で愛されている様子が伝わってきます。
きどらない雰囲気の中で、ちょっと寄って一杯、家族団らんでお話しながら夕食に、そんなシーンが自然に頭に浮かんでくる、街のおいしい集会所のようなお店です。
外はカリっと、中はトロリ。やみつきになるたこ焼きの魅力
看板メニューのたこ焼きは、どれも外はカリッ、中はとろ〜り。
そして中のタコはぷりっぷりで大きめ!
ひと口食べるたびにちゃんとタコを食べている満足感があります。
お店の方に聞いたところ、人気メニューは2色合盛りとのことでした。

欲張りな私が今回注文したのは、3色合盛り。
ピリ辛たぬき・九条ねぎ・明太マヨの人気3種が4個ずつ入って一度に楽しめる贅沢セットです。
ピリ辛たぬきは、カリカリの揚げ玉がアクセント。
九条ねぎは、シャキシャキ感と香りがたまりません。
明太マヨは、まろやかでコクのある味わいで、どれも甲乙つけがたいおいしさ。
メニューにあるたこ焼きは4個・8個から選べるので、
一人でも気軽にいろんな味を楽しめるのがうれしいポイントです。
飲み物はピーチソーダをチョイス。炭酸の爽快感が、たこ焼きのソースとぴったり合いました。
食べながら「これぞタコハイスタイル!」と叫びたくなる組み合わせです。
一品料理も絶品!次も来ようと思える味

たこ焼き以外のメニューも見逃せません。
タコのから揚げは、外はサクッと、中は柔らか。
レモンをかけるとさっぱりと味の変化が楽しめます。

だし巻き卵はふわふわプルプルで、出汁がじゅわ〜っと広がりおいしい!あっという間に完食。

お店の名前が付いたメニューをどうしても食べたくなる私は、タコハイ焼きも忘れずに注文。
たこ焼きをつぶした生地の上にキャベツをのせて作る、たこ焼き×お好み焼きのような一品で、箸を入れると隠れていた半熟卵がとろり。
黄身を絡めると、まるでたこ焼きが主張してくるようなユニークな味わいでした。

タコさつま串は、ふんわりやさしい食感のさつま揚げに、ゴロゴロとしたタコがたっぷり。
一口で、にやりと笑顔になるおいしさです。
まだまだ食べたいメニューがたくさんで、次回は焼きそばを狙っています。

こちらは、たこ焼きや鉄板料理のメニューです。たこ焼き店と言っても、たこ焼きの種類も一品料理も豊富にあるんです。
小腹が空いた時のちょいっと食べでも、ペコペコお腹にしっかり食べたい時でもメニューが選べるのは嬉しいですね。

たこ焼きに合いそうな飲み物メニューもこれだけの取り揃え!
チャレンジシステムで遊び心も増しましです。
仕事帰りにも日常のひとときにも喉もお腹も心も満たしてくれます。
温かい接客と清潔感。心地よさもおいしさの一部
店内は油を使う料理が多いお店とは思えないほど清潔で、テーブルも壁もきちんと拭き上げられています。
忙しい時間帯でも、店員さんが客席の様子をさりげなく気にかけてくれる姿が印象的でした。
とても居心地がよく、つい長居したくなる空間です。

「また来よう」と思える理由は、味だけではなく親しみやすい店の雰囲気にもあるのかもしれません。
武蔵小山の街は、駅前がだいぶ新しく変わりましたが、まだどこか懐かしくて温かい空気が流れています。
タコとハイボール武蔵小山店は、そんな街の魅力をぎゅっとたこ焼きに詰め込んだようなお店。
たこ焼きをほお張りながら片手にハイボールで楽しむもよし、持ち帰りで家族でわいわい囲んで食べるもよし。
そんなおいしい、楽しいひとときを過ごしに、あなたもぜひふらりと立ち寄ってみてください!
タコとハイボール武蔵小山店
住所:東京都品川区小山3丁目22-14
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」より徒歩約4分
営業時間:11:00-22:00 (L.O. 21:30)
定休日:なし
駐車場:なし