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相続した不動産。売るか貸すか?よくある質問にポリスが回答
はじめに
不動産を相続して、売るべきか、貸すべきか悩まれるケースよくあります。物件として重要になる指標は利回り・エリア・築年数の3つ。実際にはその方のおかれている状況や物件次第でアドバイスはケースバイケースとなりますが、単純に物件だけで判断するとした場合に重要となる3つの指標について解説していきます。
本編
相続不動産、よくある質問のご紹介
私は1年前に姉が亡くなり、住んでいたマンションを相続しました。相続税は支払い済みで、遺品整理も済んでおり空室です。このマンションを売るべきか貸すべきか悩んでおります。ちなみに、売却した場合は査定では約4500万円、賃貸の場合は約13万円が相場です。アドバイスお願いします。
というご質問です。
状況によりアドバイスはケースバイケース
こういうケースよくあるんですが、結論から言うとケースバイケースです。お客様の年齢がどうなのか、ほかの資産があるのかないのか、ご年収がどの位あって、どのくらいの不動産を含めた収入を得たいのか、その方の次の世代にどのくらい資産を残したいのか、そういったお客様の状況によって、アドバイスは全く変わります。なので、ケースバイケースなんですが、お客様の状況は考えずに、物件として相続した不動産を売るべきか貸すべきかをアドバイスさせて頂きます。
物件だけでみた指標①利回り
まず売るべきか貸すべきか判断する指標の1点目が利回りです。今回の場合だと売却した場合が4500万円で貸した場合は13万円と言う事なので、年間賃料か156万円ですので、利回りとしては3.4%になります。場所や築年数にもよりますが、利回り3.4%は決して高くないですよね。それであれば、売却して得た代金でほかの利回りが高い投資物件を買われた方が、収益は良くなります。
物件だけでみた指標②エリア
2つ目がエリアです。この物件が港区や渋谷区の今後も値上がりが期待できるエリアでえれば、今売ると4500万円ですが、5年後に売ると5000万円5500万円というのは充分あり得るので、例え利回り、インカムゲインが低くても、売却した時のキャピタルゲインが狙えるので、持っていた方が良いとアドバイスさせて頂いてます。
物件だけでみた指標③築年数
3つ目のポイントが築年数です。マンションの場合は昭和56年4月より前の建築確認で建てられた旧耐震の場合は基本売却する事をお勧めしています。なぜなら、今は4500万円で売れても、5年後に3500万円でも売れない可能性があるからです。理由はこの旧耐震の物件は将来金融機関の住宅ローンが利用できない可能性があるからです。旧耐震の物件を相続で得た場合には基本的には今のうちに売却する事をお勧めしています。
相続した物件を売却するか賃貸するか判断するポイント3点、1つ目は利回り、2つ目がエリア、3つ目が築年数となります。 この3点を確認して判断してくださいね。
目黒を中心に、都心城南(品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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まとめ
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。