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不動産購入申込をする前にチェック 超重要なポイント4選
はじめに
マイホームを購入しようと、物件を選んで、内見して、気に入ったら、まず「購入申込書」を提出します。購入申込書は、売り主さんに購入の意思を示すものなので、購入にあたって条件などがあればこのタイミングで提示しておく必要があります。契約時にトラブルにならないためにも、押さえておきたい、購入申込書のポイントについて4つ厳選してお届けします。
本編
「購入申込書」ってどんなもの?
物件の内覧をして、気に入った場合は、購入申込書というものを書いて、売主に提出します。買付証明書、買付、とも言いますね。
その後購入申込書の内容を売主さんが見てOKであれば、後日、売買契約となります。 購入申込書を書くというのは物件を取られないように購入意思を示して物件を抑える、という意味はあるんですが、この条件だったら買います、という条件提示の場になっているので、購入申込書を出す際に押さえて欲しいポイント、いくつかあります。
① 価格交渉する?しない?
1つ目は購入金額です。価格交渉をしたい場合は購入申込書の段階で希望を出して置かないと基本NGです。買主から見るととりあえず購入意思だけ伝えるつもり、交渉は後から、、、と思って満額で購入申込書を書いても、売主から見ると満額で買ってくれると思いますので、後から契約書にハンコを押すときになって、実は価格交渉したいのですが・・・といっても売主の心象がすごく悪くなるので成功しないです。価格交渉があるときは購入申込書に書いておきましょう。
② 契約時の手付金はいくら支払う?
ポイント2つ目が手付金の金額です。売買契約をする時に払うお金を手付金と言いますが、その金額も後から変えると売主の心象を害します。購入申込書に手付金200万円払います。と書いていて、後からよく調べると契約時に50万円しか出せません。となると契約出来ない事もあるので注意が必要です。
③ 契約日と引き渡し日は確実に
ポイントの3点目が契約日、引き渡し日は確実なものを記載することです。売主としては自分も次の物件を買う場合、売却の契約は早い方が予算などを固められるので早い方が良く、引き渡し日も契約時の予定からズレると売主の引っ越しのタイミングにも影響したりするので、最悪契約をとりやめるケースがあります。契約日、引き渡し日はしっかり考えて購入申込書に記入しましょう。
④ 交渉ごとはすべて申込のタイミングで
ポイント4つ目はその他の交渉条件です。例えばエアコンや照明器具を置いてって欲しい、古い物置を撤去して欲しい、ここの壊れている箇所を直して欲しいなど、お金や手間がかかる交渉事は全て購入申込の時に伝えないといけません。契約の時に言っても、通るものも通らなくなります。
この4つのポイントを押さえた上で購入申込書を書くようにしてくださいね!
まとめ
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。