武蔵小山で“攻め”のスパイス体験!「タンドール&スパイス酒場 チャチャフイ」
2025.10.08

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・アジア料理, グルメ武蔵小山の隠れた名店を求めて足を運んだのは、パルム商店街の裏路地にひっそりと佇む「タンドール&スパイス酒場 チャチャフイ」。
夜は酒場として地元の常連客でにぎわい、昼は本格的なネパール料理のランチが楽しめるこちらのお店。
今回は話題の2つのカレー”激辛 羊ホルモンと青唐辛子のカレー”と”チャチャフイの豚カレー”を食べ比べてきました。
駅近で出会える、本格ネパール料理のランチスポット
東急目黒線・武蔵小山駅から徒歩約2分という抜群のアクセス。
にぎやかなパルム商店街の入口にあるタワーマンションパークシティ武蔵小山の1階にあるザ・モールの裏手に看板が目印の小さな入口が見えてきます。
一歩店内に足を踏み入れると、まずスパイスの香りが鼻腔をくすぐり、これから始まる食事への期待が一気に高まります。

店内は決して広くはありませんが、アットホームな雰囲気で居心地の良い空間。テーブル席のみで、一人でも気軽に立ち寄れる親しみやすさがあります。
ランチタイムのメニューは日替わりカレーと定番メニューが数種類。どれも本格的なネパール料理で、価格も良心的。
地元の会社員やスパイス好きの間で密かに人気を集めているのも納得です。
覚悟して挑む「激辛 羊ホルモンと青唐辛子のカレー」
まず注文したのは、常連客にも評判だという「激辛 羊ホルモンと青唐辛子のカレー」。
運ばれてきた一皿を見ると、見た目はシンプルながら、スプーンでかき混ぜると、プリプリとした羊ホルモンの存在感と、香り高いホールスパイスが顔を覗かせます。

一口目から青唐辛子の刺激的な辛さが口の中に広がり、続いて羊特有の深い旨味が追いかけてきます。ホルモンは丁寧に下処理されているため臭みはまったくなく、噛むほどに旨味が溢れる絶妙な食感。
さらりとしたルーの中で踊るスパイスの香りは複雑で奥深く、単純な辛さではない、計算されたおいしさを感じさせます。
汗が額に浮かぶほどの辛さに、思わず冷たいラッシーを追加注文。しかし、辛さの向こうに見える深いコクとスパイスの調和が見事で、辛いものが得意な人には絶対に試していただきたい一品です。
ただし、本当に辛いので、辛さに自信のない方は覚悟が必要かもしれません。
まろやかな旨味が魅力の「チャチャフイの豚カレー」
一口食べると、まず豚肉の脂がルーに溶け込んだまろやかな旨味が口いっぱいに広がります。
フェンネル、カルダモン、シナモンなどのスパイスがほんのりと香りがふわり。
長時間煮込まれた豚肉は箸で簡単にほぐれるほど柔らかく、ジューシーな肉汁がルーと一体となって絶妙なハーモニーを奏でます。

辛さは控えめでありながらスパイスの風味はしっかりと感じられ、白ごはんとの相性も抜群。自然とスプーンが進む、何度でも食べたくなる味わいです。スパイス料理に慣れていない方や、まろやかなカレーが好みの方には特におすすめしたい一品です。

ちなみに、どちらのカレーもライスは別注文。炊きたてのライスが別皿で提供されますので、お腹の空き具合に合わせて調整可能です。
スパイス酒場で過ごす“非日常”な夜。通いたくなる理由がある
タンドール&スパイス酒場チャチャフイは、ただのカレー屋さんではありません。居酒屋的な気軽さと、本格的なスパイス料理の奥深さを兼ね備えた“新感覚スパイス酒場”なのです。

メニューには、今回紹介したカレー以外にも、タンドール料理やスパイス煮込み、日替わりのアジア小皿などがズラリ。
ドリンクメニューも実に多彩で、スパイスカクテルやハイボール、日本酒、クラフトビール、焼酎まで揃っているので、料理に合わせて好みのお酒を楽しめるのが魅力。

仲間とわいわいシェアして楽しむもよし、一人でふらりと立ち寄ってスパイスで癒されるもよし。ここでしか味わえない“辛いけど旨い”、そして“旨いからまた食べたくなる”魅惑のスパイス体験。
武蔵小山に来たなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
タンドール&スパイス酒場 チャチャフイ
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザ・モール 1F
アクセス:東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩約2分
営業時間:11:30-15:00,17:00-22:00
定休日:水曜日
電話番号:03-6426-2695
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