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沖縄出身のオーナーが縁をつなぐ、心温まる「沖縄キッチン kukuru゜」|旗の台

2024.09.20

食べると、ほっと心が和みの独特な味わいに魅了され無性に食べたくなる沖縄料理。
旗の台に沖縄出身のオーナーが作る絶品沖縄料理が食べられるお店があると聞き、ランチに行ってきました。

ランチ限定!定番の沖縄そばから種類いっぱい沖縄弁当まで

まず店内に入って目に飛び込んできたのが、ずらりと並んだお弁当でした。
タコライスにポークおにぎり、ジューシーのおにぎりセットなど盛りだくさん。
以前、沖縄旅行の際に食べたタコライスも透明のフードパックに入っているスタイルだったので何だか懐かしかったです。

お弁当は売り切れ次第終了で、購入して店内で食べることもできます。
ご近所のお客さんが、お弁当を求めて来店されていて人気のほどがうかがえました。

沖縄そばは店内メニューになっていて、ラフテーそば、ソーキそば、ラフテーとソーキの2種盛、そこに豚軟骨の入った3種盛りがあります。
どのそばも、通常サイズとは別に小サイズがありました。

香りたつスープがおいしすぎる沖縄そば

店内で食べる際は、先に席を確保してからチケットを購入します。
券売機はキャッシュレスのみの対応で、現金の場合は、キッチンにいらしゃるスタッフの方に声掛けします。

水はセルフサービスなんですが、店内にある黄色いウォータージャグには、沖縄の伝統的なお茶「さんぴん茶」が用意されています。
暑い日にうれしい冷えたさんぴん茶を飲みながら、沖縄そばの到着を待っているとやってきました。

沖縄そば2種盛り 麺少なめ850円

沖縄キッチンkukuru゜の麺は沖縄県中南部を代表する老舗製麺所の一つ【照喜名製麺所】の麺で、スープと絶妙に絡む中太縮れ麺で沖縄県内に限らず、県外の沖縄料理店からの信頼も厚いそうです。

人気の麺にとても相性のいいスープは、鰹節・昆布・豚のエキスがぎゅっと詰まっていて運ばれてきた時の香りで驚き、1口飲んでそのおいしさにさらに驚きでした。
濃厚なスープなのに、後味はすっきりしています。

トロトロに煮込まれたラフテーとホロホロで骨からスルリと離れるソーキの2種のお肉とも、麺もスープも相性抜群でした。
お肉以外にも、沖縄では伝統的なの「結び昆布」と「うす焼き玉子(ヒラヤーチー)」が
トッピングされていていました。
サイドには、紅生姜が別皿で添えられていて肉、麺、スープの味わいをより清涼感あるものにしてくれました。

そして沖縄そばといったら欠かせないのが「コーレーグース」。
沖縄の伝統的な卓上調味料で、味変をするのに最適で途中加えながら沖縄そばを完食。おいしくてスープも全て飲んでました!

沖縄の伝統的な炊き込みご飯で、風味豊かで満足感のある「ジューシー」もいただきました。

自家製スーチカ(豚の塩漬)とそばのスープを使った具沢山炊込みごはんの「ジューシー」おにぎり。
出汁の効いたごはんに、ひじき、人参なども入っており小さいサイズなのに食べ応え抜群でした。

沖縄の縁が繋がり継続されたお店

「沖縄キッチンkukuru゜」のくくるという言葉は、おきなわの方言で「こころ」という意味なんだそう。
最後についている半濁点の「゜」には、玉、円、緑、など食卓をみんなで囲む。そんな風な意味を込め前オーナーの玉城さんがつけたそうです。

元々荏原中延で居酒屋を経営していた玉城さんが2021年に立ち退き、旗の台に「kukuru゜」をオープンさせました。
玉城さんが荏原中延に「ごはんとお酒と、タマノウチ」を2023年にオープンさせる際に、縁があり沖縄出身の現オーナーが、お店をそのまま引き継ぐ形で「沖縄キッチンkukuru゜」をオープンさせたそうです。
沖縄出身のオーナーの縁が繋がり、続いている「沖縄キッチンkukuru゜」。
お昼時には、いつも満席でお弁当を求めるお客様もひっきりなしに続いていました。
他の沖縄そばも食べたいので、また伺おうと思います。

沖縄キッチンkukuru゜
住所:東京都品川区旗の台3-11-9 紀本ビル102
アクセス:東急池上線「旗の台駅」徒歩約1分
営業時間:11:30~15:00
定休日:土曜日、日曜日
電話番号: 03-6824-5178
インスタグラム:@kukuru.2023