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＃不動産賃貸

2021.08.11

プロが選ぶ賃貸物件はどれ？【賃貸物件の選び方】リアルに社員アンケートしてみました。

はじめに

賃貸物件で条件がほぼ同じ物件をプロ目線で比較。弊社の社員にどの物件を選ぶかリアルにアンケートを取りました。プロはみんな同じ物件を選ぶのか、それともバラバラなのでしょうか？　賃貸のプロはどういう所をチェックしていて物件の良しあしを判断しているのかも、ご紹介いたします。

本編

武蔵小山の3物件を条件で比較

今回比較する物件はポリスの会社のある東急目黒線の武蔵小山という駅にある３つの物件です。1件目が「駅２分、85000円の鉄骨造」のお部屋。そして２件目が「武蔵小山駅１２分、87000円、管理費5000円、5階」。そして３件目が「88000円、管理費5000円、3階で駅4分」の物件になります。
これだけではちょっと分からないので、この3件を表にして一番条件が良いものを赤字にしてみました。これをみると、一つ目が広くて安い、2つ目は少し高いけど5階でRC造で築が浅いという特徴があり、３つめはちょっと見劣りするかな。という感じですね。

設備仕様にもポイントを付与して比較

つづいては設備に関してです。オートロック、バストイレ別、他にも収納とか宅配ロッカー、最近特に人気ですね。こちらも赤くして比較してみます。1つ目は安くて広かったんですが、設備はちょっと見劣りしてしまう。対して3つ目は家賃高くて少し狭めでしたが、設備がオートロック、バストイレ別、宅配ロッカーなど、設備が充実している物件という事になります。
そして赤字を合計すると、一番条件が良い項目の数が、1つ目が6点、そして7点、６点と、まぁ、ほとんど見劣りしないというか、どれがいいかは好みじゃないですか？という感じに・・・。

社員アンケート結果発表

さて、この３つの物件をうちの社員に、「もしあなたが借りるとしたらどれ借りますか？」と聞いてみました。その結果が、一つ目の安くて広いお部屋が５票、２つ目のちょっと高いけど築年数とかRCで5階の物件が４票、そして、高くて狭いけど、設備が充実している物件がなんと１２票。、意外と大差で3つ目の物件が一番人気となりました。
理由を聞いたところ、独身で女性社員も多いので、オートロックで宅配ロッカーがあるのが大きいみたいでした。あとはバストイレ別という点と、RC造だという点、鉄骨だと音の心配があるからやっぱり総合的に考えたら、この３つ目の物件がいい。という事でした。

実はここからが一番大切なポイントになります。実はこちらの2つ目の物件、一番票数が少なく４票でしたが、この４票のうち３票が、うちの賃貸部のプロの票なんです。弊社の賃貸スタッフは満場一致で2つ目の物件に票を入れていて、理由を聞いてみますと、1つ目と３つ目の物件は住んでから絶対困る致命的な欠点があるようなんです。うちの売買やリフォームのスタッフはまんまと騙されている！という事になりますね（はずかしぃ！！）。欠点分かりますか？

賃貸のプロが決め手にしたポイントとは？

致命的な問題点、答えは「脱衣所」です。
一つ目の物件だと脱衣所が無いですよね。つまり玄関前のスペースで服を脱ぐんですよ。一人だけならばいいのですが、彼女がお料理している時にお風呂入る時、彼女の前ですっぽんぽんになってからお風呂に入りますか？　気が早いですね・・・。あと、彼女がお風呂に入っている時に宅急便が来たら、宅急便のお兄さんに彼女の下着見られちゃいますよ。結構実害あるんです。３つ目の物件も玄関前です。彼女料理中スッポンポンハウスですね。宅急便のお兄さんに彼女の下着見られるハウスの301号室ですね。2つ目の物件は脱衣所があるので、そういう心配はないという事ですね。

バストイレ別物件の落とし穴に注意

2つ目の物件は脱衣所があるので、そういう心配はないという事ですね。
この物件３つともBT別、つまりバス・トイレ別の物件なんですね。バストイレ別じゃない物件はいわゆる３点ユニットバスなんですけど、それだけは嫌だという方とても多いので、BT別の物件が増えているんです。３点ユニットだとシャワーカーテンがあるのでトイレのスペースが濡れないので脱衣所として使えるんですけれども、バストイレ別の場合、３点ユニットでトイレ兼脱衣所のスペースが、洗い場になる訳ですから、脱衣所を別で設けないといけない。と言う事になります。みなさんも物件検索する時に、バストイレ別だけにこだわらず、脱衣所がちゃんとあるか、必ずチェックするようにして下さいね。プロは脱衣所を見ていますよ！

目黒を中心に、都心城南（品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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まとめ

Point. 1

記事監修者

朝倉大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ代表取締役

2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。