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不動産購入 契約書にサインする前に!抑えたいポイント
はじめに
マイホーム購入で、気に入った物件が見つかり、いよいよ契約、というときに渡される「契約書類」。不動産購入時の売買契約書は、その量も多いし、聞きなれない言葉のオンパレードですが、後にトラブルにならないためにもしっかり理解しておかないといけません。今回の動画では、契約書にサインする前に押さえたいポイントをお届けしていきます。
本編
契約書類は前日までに目を通そう!
ポイント1点目は契約書類をあらかじめ取り寄せる事!です。契約書類は、売買契約書、重要事項説明書、物件状況等報告書、設備表、あと媒介契約書など、とにかく量が多くて内容も普段耳なれないような文章で書かれてますので、一般の方が当日の説明だけで理解するのは不可能だと思ってください。おすすめは契約前日、前々日には不動産屋さんから取り寄せてあらかじめ目を通して置く。そしたら分からない事が明確になりますので、当日確認すれば納得してサイン出来る。という事になります。当日理解が不十分のままサインして、家に帰って見返してから気付くのでは手遅れになりますので注意が必要です!
契約当日は契約書に書かれていないことを記録して!
ポイント2つ目が、契約書に書いてない事に注意!となります。契約書に書いてある内容ってどういう意味か分かりにくい書き方の時が結構あるんですね。そこで、契約当日に不動産業者さんが重要事項説明や売買契約書を読み合わせされる内容を聞いて初めて理解できる事も多いと思います。契約書に書いてあれば形に残りますが、不動産業者さんが口頭で説明した内容って形に残らないじゃないですか、それをメモしたり場合によっては許可を得て録音したらした方が自分を守れるっていうことがあります。
例えば、契約書には引渡し日が8月末までと書いてありますけど、間に合わなければ延長出来ますんで!とか、全面道路にゴミ置き場ができる場合があります。と書いてありますけど、実際は目の前にゴミ置き場はできないですから!とか、こういう事、後で言った言わないにならないように、記録してからサインするようにしましょう。
気になることは売り主に直接確認!
ポイントの3つ目が売主さんに気になる事を聞く。と言うことになります。多くの場合、契約時には売主さんも同席されます。実際にずっと住んでいたり、所有していたのは売主さんなので、不動産業者さんは知らないけれども、売主さんなら知ってること、売主さんしか知らないことって必ずあるんです。契約書は不動産業者さんがつくっていますし、指定の書式が決まっていますので、そこに書いてないことで気になる事があれば、売主さんに直接確認してからサインするようにして下さい。
例えば、騒音の問題や、臭いの問題、近隣の方がどういうか、またマイナスな事だけでなく、スーパーやクリーニングはどこがいいか?であったり、子供が熱出した時に評判の良い病院はどこですか?とか、売主さんと直接話が出来る機会って意外とないので、このタイミングに気になる事は確認するようにしておきましょう。
まとめ
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。