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2021.11.082021.11.08

マイホームをお得に買う 旗竿地のメリット・デメリット【お宝物件研究】

はじめに

マイホームや土地を探すとき、割安な物件を見つけてよく見てみると敷地が旗竿地だと、検討からはずしていませんか?でも、それは思い込みからくるもので、もしかしたら損しているかも。デメリットだけでなく、メリットもたくさんある「旗竿地」は、もしかするとお宝物件かもしれません。安くて広い「旗竿地」理解して、マイホーム購入の候補にしてみてはいかがでしょうか。

本編

旗竿地てどんなもの?

旗竿地というものは下の図のような形の土地になります。道路から通路を入っていって奥に建物を建てられる土地があるという形状の敷地の事です。敷地延長とも言いますね。こういう旗竿の形状の物件は結構多いです。

旗竿地てどんなもの?

旗竿地のデメリット

旗竿地のデメリットとしては、1つ目が暗いって事です。
奥まっていますので、四方を建物に囲まれている場合が多いです。道路に広く土地の間口が接していれば、少なくとも道路面は開放されているんですが、旗竿地の場合は囲まれてしまうというのがデメリットですね。同様に風通しが悪いという事あると思います。カビの原因になったり建物にはあまり良くない土地形状と言えるかもしれませんね。

2つ目が眺望です。
建物に囲まれていると当然ですが窓からの眺めは悪くなる事が多いです。バルコニーに出たらお隣の家が目の前に建っている場合もあります。そこはデメリットだと思います。

3つ目が、プライバシーに関わる問題です。
どうしても隣の建物と近くなってしまいますので、窓が近くお隣の方と目が合ってしまったり、お隣の生活音や会話音が聞こえやすいというデメリットはあると思います。このように、陽当りが悪い、風通しが悪い、眺望もあまりない、生活音や会話が聞こえてしまう。というのが旗竿地のデメリットとなります。

旗竿地のメリット

しかしながら、メリットもございます。何を隠そう、私不動産ポリスは一戸建てに住んでおりますが、旗竿地に住んでおります。実際住み始めて旗竿地、やっぱいいな!と感じる事がとても多いので、メリットを体験談を込めてお伝えさせて頂きます。

メリットの1つ目が土地が安い!
何と言ってもこれです。東京だと土地が高いですから、同じ予算で広い土地が買えるというのが最大のメリットだと思います。正方形の土地に比べて、2割引き、3割り引き位の価格で買える事が多いんじゃないでしょうか?

メリットの2つ目が、建物が大きく建てられる
土地が安いという事は仮に5000万円の土地予算だった場合に、整形地だと70㎡しか買えなくても、旗竿地だと100㎡位買えるという事がよく起こります。建物の大きさは土地の大きさに対して何パーセントと決められてますので、大きくなると建てられる建物も大きくなるんですね。みなさん結局建物を大きく取りたいじゃないですか。限られたご予算の中で建物を最大限取りたい方旗竿地がかなりオススメです。

メリットの3点目が庭が取れる
具体的には僕の家は旗竿地の棒の部分、竿の部分に木を植えたり、家庭菜園をしたりして楽しんでます。夏は花火をしたり、自転車の練習を子供がしたりしてます。子供で言うと、玄関ドアを開けて通路があるので、子供が道路に飛び出すって事も無いので安心です。また、自転車や自動車も置けるので、旗竿の部分といっても自己所有の土地があるっていう事は住んでみて、意外と使い勝手があるし楽しめるなというのが感想です。

デメリットは設計で解消できる

また、デメリットの囲まれているので陽当りや風通しが悪くなる点は、設計でカバーする事が出来ると思います。
トップライト・天窓を作ったり、屋上にルーフバルコニーを作ったり、お隣の窓の位置を考えて自宅の窓の位置を設計すれば、全然気にならずに生活する事も可能だと思います。
個人的にはこの旗竿地かなりオススメですので是非検討の範囲内に入れて頂ければと思っております。意外と掘り出し物があるかもしれませんよ。

 

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まとめ

Point. 1

記事監修者

朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役

2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。

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