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【中古マンション】30代が絶対狙うべきマンション7選

# 中古マンション

はじめに

30代が狙うべき物件の特徴を知らないと後悔します。不動産ポリスの朝倉です。 30代の方で、「マンション購入を検討しているけど、どんな条件の物件を選べば良いのか分からない」と思っていませんか?この年代は、結婚や出産、子どもの小学校入学などをきっかけにマイホーム購入を検討されている方が多いかと思います。しかし、そのようなライフスタイルの変化があるにも関わらず、これまでの20代や独身時代と同じような感覚で、物件を選んでしまうのは大変危険です。 住み始めてから「子育てがしづらいマンションだった!」「家族が安心して暮らしにくい環境だった!」と後悔してしまうかもしれません。家族で充実した生活を送るために購入したマイホームで、このような後悔は絶対にしたくないですよね。そこで、今回は中古マンション取引件数2500件以上の不動産ポリスが「【中古マンション】30代が絶対狙うべきマンション7選」というテーマで次の2つの項目に分けて解説していきます。

①30代が狙うべき物件の特徴7選
②30代が購入前に絶対確認すべきポイント

動画の後半では、自分たちのライフスタイルや将来の暮らしに合った理想のマンションを見つけるために、絶対に確認すべきポイントを解説していきますので、最後までお見逃しなく!それでは、いくぞ!

本編

30代が狙うべき物件の特徴7選

30代が狙うべき物件の特徴として、次の7つが挙げられます。

①子育てに適したエリアの物件
②子育てに適した立地の物件
③管理状態が良い
④収納が多い
⑤セキュリティが充実
⑥子育てしやすい設備がある
⑦住宅ローン控除が適用される物件

この年代が購入する上で、必ず確認すべき基本的なポイントになりますので、しっかり押さえて頂ければと思います。それでは、順番に解説していきましょう。

①子育てに適したエリアの物件

まず1つ目のポイントは、「子育てに適したエリアの物件」です。30代で結婚や出産をきっかけにマイホーム購入を検討するのであれば、「子育て」についてはしっかり検討しておかなければなりません。このような物件というのは、一言で言うなら「安全で環境が良い」「自治体の支援が充実している」エリアにある物件です。たとえば、「東京都世田谷区」は、子育て世代に人気のあるエリアの一つになっています。世田谷区は、閑静な住宅街でファミリー層が多く住んでいることから、安全性や公園、子連れ歓迎の飲食店などの周辺環境、教育施設などのハード面が充実しています。そしてそれだけでなく、区の事業として「子供の一時預かりサービス」であったり、「産後ケアセンター」などが利用できるため、ソフト面でも子育てのしやすさに魅力があります。
このような子育て環境の良し悪しは、ご自身が「どんな子育てをしていきたいか」でも変わってきます。そのため、自治体の支援内容や学区など、何を優先的に考えていきたいのかを事前に家族で話し合った上で、各自治体の特徴を調べることで、自分たちが理想とする子育てに適したエリアの物件を選ぶことが出来るかなと思います。

②子育てに適した立地の物件

2つ目は、「子育てに適した立地の物件」です。先ほどは、物件のエリアという少し広めの観点から解説しましたが、「子育て」を考えて物件を選ぶのであれば、周辺施設や公共交通機関の充実などの利便性を確認することが大切です。周辺施設としては、頻繫に行く機会が多いスーパーやドラッグストア、病院などが近くにあるかを確認するようにしましょう。私も子どもがいるのでとても分かるのですが、子どもが小さいうちは体調を崩すことも多いので、すぐに連れていけるような距離に色んな診療科の病院があるとかなり安心ですよね。さらに、公園が近くにあると、休日やちょっとした時間に子供を思う存分外で遊ばせることができますし、保育園・図書館などの公共施設が充実している立地の良いマンションであれば、子育てを支援してくれるインフラが整っているので、安心して子育てができます。また、子供を連れた移動のしやすさや通学、習い事などで子供だけで移動する機会があること考えると、公共交通機関の充実も非常に重要なポイントですよね。複数路線・駅を利用できたり、バス停が近くにあったりする立地を狙えると良いかなと思います。

③管理状態が良い

3つ目は、「管理状態が良い」物件です。30代でのマンション購入となると、将来的には売却しようかなと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?「絶対に高く売りたい!」という方もいれば、「自分たちが安心して充実した生活を送れれば良い」と思っている方もいると思います。このようなマンションの出口の考え方は人それぞれ異なると思いますが、どんな戦略であれ「マンションの管理状態」は非常に重要なポイントです。実際に、管理状態が良いマンションであれば、築年数が経っている物件でも、安心して暮らせるだけでなく、価値を保ったまま売却できる可能性が高くなります。

「マンション」というのは、1つ屋根の下で多くの住民が暮らしている建築物です。そのため、住民のみなさまが使うような「階段」「エレベーター」「ごみ収集場」などの共用部分や、マンションを支える構造体・インフラ設備などの管理状態の良し悪しが、普段快適に過ごせるかどうか、マンションの資産価値を維持できるかどうかに大きく関係してきます。そのため、「管理状態が良いマンション」を信頼できる不動産業者の方と一緒に協力して探していくことが必要です。内覧の際には、共用部分である「ゴミ捨て場」「駐輪場」「階段」などが綺麗に管理されているかを確認したり、「長期修繕計画書」「総会議事録」などを不動産業者の方と一緒に確認したりするようにしましょう。

④収納が多い

4つ目は、「収納が多い」マンションです。 現在、実際に子育てをしているという方であれば、感じているかもしれませんが、「子育て世代」はどんどん荷物が多くなってきます。洋服やおもちゃだけでなく、子供が成長するにつれて、「勉強道具」「習い事の道具」などが増えていきます。その中で、あまり収納が多くない物件を選んでしまうと、部屋の中に荷物を置くために新しくラックや収納棚を購入しなければいけなかったり、部屋の空間を快適に活用できなくなったりしてしまいます。そのため、現段階で子育てをしていないという方は、なかなか想像がしづらいかもしれませんが、子供のための収納スペースもしっかり確保しておくことで、生活も快適になってくることを意識しておきましょう。

⑤セキュリティが充実

5つ目は、「セキュリティが充実」しているマンションです。「単身世帯」であっても「子育て世帯」であっても、セキュリティが充実しているマンションは安心して暮らせますよね。たとえば、「オートロック」「防犯カメラ」などの設備が充実しているマンションであれば、24時間監視されているため、空き巣やストーカーといった犯罪にも抑止力が働きます。また、モニター付きインターホンがあると、録画機能によって大人が留守の間に誰が来たのかが分かりますし、家事や育児で手が離せない時にも玄関まで行かずに、誰が来たのかを確認できるのはとても便利ですよね。さらに、24時間有人の管理マンションであれば、手を貸してほしい時や何かトラブルが発生した時に、常駐してくれている管理人さんやコンシェルジュにすぐ相談できるので、小さいお子さんがいても安心感があります。

⑥子育てしやすい設備がある

6つ目は、「子育てしやすい設備がある」マンションです。子育てしやすい設備としてあげられるのが、

・ノンタッチのオートロックドア
・指を挟まないように工夫されたドア、窓
・IHヒーター
・対面キッチン

などがあげられます。小さいお子さんがいる家庭では、子どもと手を繋いだり抱っこしたりしながら、重い荷物を持つ…なんて機会も多いですよね。そのような時に、顔認証などでエントランスが開く作りになっていると開錠する手間を省くことが出来るので、スムーズに出入りができます。さらに、指を挟まないように工夫されたドアやIHヒーターの設備が備わっていると、子どもが怪我をするリスクを事前に防ぐことができます。また、対面キッチンであれば料理をしながらでも、子どもが何をしているのかを確認することが出来るので、非常に安心ですよね。このような設備が備えられていると、「子育て」に対して、ストレスを感じにくくなりますし、快適に過ごせるマンションになるため是非確認してみてください。

⑦住宅ローン控除が適用される物件

最後の特徴としては、「住宅ローン控除が適用される物件」です。住宅ローン控除というのは、住宅ローンの利子や元本返済額に対して、年末残高の0.7%を所得税や住民税の税額控除を受けられる制度です。たとえば、中古マンションを購入して、一年目の年末に住宅ローン残高が2000万円あったとすると、所得税が最大14万円控除されるんですね。しかし、この住宅ローン控除は購入する「すべての中古マンション」に適用されるわけではなく、「新耐震基準」をクリアしているマンション、もしくは「耐震基準適合証明書取得済み」の中古マンションでなければなりません。新耐震基準については、1982年(昭和57年)以降に建築された住宅、つまり築42年以下の住宅であれば条件を満たしているため、築年数を確認すれば基準を満たしているかどうかが分かります。しかし、旧耐震基準の物件で適合証明書を取得出来ているかどうかは、信頼できる不動産業者に依頼して確認するようにしましょう。

30代が購入するときに事前に確認すべきこと

ここまでで、「30代が絶対狙うべきマンション」の特徴を解説してきました。物件を選ぶ際にどのようなポイントを抑えるべきかイメージ出来た方も多いかと思いますが、実際に購入を進めていくときには、物件の条件以外にも事前に確認しておくべきことがあります。 それは、次の4つになります。

①住宅ローンの借入額や借入年数
②他の借入の有無
③親の援助の有無
④ライフスタイルの変化

それでは、順番に解説していきましょう。

①住宅ローンの借入額や借入年数

まずは、みなさん気になっているであろう「住宅ローンの借入額や借入年数」についてです。住宅ローンの借入額や借入年数、将来の収入の見込み額、子育てにかかる費用などを慎重に考えた上で返済計画を立てていくことが必要です。そのためには、まずは毎月の住宅ローン返済可能額を確認しておくことです。一般的に、住宅ローンの年間返済額が年収の25%以内になるように組むことが出来ると、安心して返済していくことが出来ると言われていますが、あくまで一般論であって、その人のライフスタイルや考え方よって変わってくるので注意してください。できれば信用できる不動産業者やFPさんとあらかじめしっかり資金計画をたてることをおすすめします。
この「資金計画」には、自分のキャリアップによる年収アップなどの資金のプラス面も考慮できますが、突然の病気や怪我などのリスク、子供の学費なども予め考えておくようにしましょう。毎月の住宅ローン返済額を決めることで、借入年数と掛け合わせて、購入できる中古マンションの価格はだいたい予想できてきます。あらかじめ「資金計画」を事前に立てておくことで、無理のない住宅購入を進めていくことができます。住宅ローンの返済に追われてしまっては、夢のマイホームでも、心から快適に過ごせませんので、「自分にあった返済計画を立てる」ということを念頭に置いて頂ければと思います。

②他の借入の有無

次に確認しておくべきこととして、「他の借入の有無」です。 住宅ローン以外にも、クレジットカードや消費者金融などの借り入れがある場合、住宅ローンの借入に影響します。そもそも「他に借入があっても住宅ローンは借りられるのか?」と不安に感じている方もいるかと思います。結論から言えば、他に借入があった場合でも住宅ローンの借入は可能ですが、金融機関や借入内容によっては、住宅ローンの審査で不利になってしまうこともあります。例えば、自動車ローンと住宅ローンの返済額を合わせると、返済負担率が35%を超えてしまうという場合に、「返済が滞る可能性がある」と判断されて審査に影響が出てくるといった感じです。このような状況になると、審査に通りにくくなるだけでなく、生活費が圧迫されて、せっかく買ったマイホームも、快適に過ごせなくなってしまう可能性もあります。そのため、事前に「他の借入の有無」を洗い出して整理しておくようにしましょう。

③親の援助の有無

また、親からの資金援助の可能性を確認しておきましょう。両親からの援助は「さすがに申し訳ないな」と感じている方も多いかと思いますが、実際、親からの援助をもらいつつ物件を購入しているケースは結構多いです。夫婦でマイホームの選定まで完了して、いざ売買契約しようとしたときに、両親から「資金援助」の連絡が届き、もっといい物件を選び直すことは、よくある話です。ありがたい話ですが、マンション選定をまた一からやり直すのは、時間も労力もかかります。そのため、まずは「家族」に資金援助の可能性はないのか、電話・メールで確認しておくようにしましょう。

④ライフスタイルの変化

最後に確認すべきこととして、「ライフスタイルの変化」についてです。マイホーム購入で事前に考えておきたい変化としては、

・転勤の有無
・子供の人数

というようなポイントです。転勤がある場合、転勤の頻度・範囲をふまえてマンションを選ぶ必要が出てきます。転勤が頻繁に起こり得るのであれば、「売却」も視野に入れた物件選びが必要になってきます。一方で、転勤がない場合であれば、会社に近いエリアであったり、子供の通学・親交などで選ぶこともできます。
子供の人数という観点では、「一人」なのか、「複数」なのかで考える必要があります。子供が一人であれば、将来的な子供の成長にあわせて間取りや設備を考えやすいかと思います。一方で、子供が複数人いるとなると、広々とした間取り・収納スペースが重要になりますよね。兄弟・姉妹の関係性も発生してきますので、間取り・各部屋の配置も検討していくことが重要です。こういったライフスタイルの変化に柔軟に対応するためにも、「買い替え」という選択ができるように、「資産価値」が高い、「管理状態の良いマンション」を選んでおくことで、リスクヘッジにも繋がってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「【中古マンション】30代が絶対狙うべきマンション7選」というテーマで解説してきました。30代で、結婚や出産をきっかけにマイホームを購入される際には、狙うべき物件の特徴や事前に確認すべきポイントが沢山あります。その中でも、特に子育てがしやすい環境・物件を選ぶことや、無理のない資金計画を立てていくことが非常に重要になってきます。せっかく家族で快適に暮らしていくために購入したマイホームで後悔しないためにも、今回解説したポイントをしっかり抑えたうえで、検討を進めてください。

 

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