マイホーム購入　借入があっても大丈夫！住宅ローンを通す方法

本編

マイホーム購入者の半分の方は借入あり！

まずは借り入れがあるからといってローンが通らないっていうわけでは全くありません。むしろ現場の肌感だと借入が全くない方は全体の半分位です。まず皆さんにお伝えしたいのは、不動産屋さんはローンを通すプロなので、お客様の借入状況を恥ずかしがらずに全て開示した方が絶対いいってことです。お医者さんや弁護士と一緒です。全てお伝えしたらそれで作戦を練ってくれますし、不動産屋さんは慣れてますので、借入があってもなんとも思いません。お医者さんに恥ずかしいからって裸を見せられないと診察できないのと同じです。

借入を隠してローン審査を行うとヤバい！

しかも隠しても金融機関は個人信用情報機関に情報開示しますので、隠しても全部分かります。不動産屋さんに他の借入について言わずに、そのまま金融機関に審査をもっていって、金融機関の方で他の借入について判明したら、このお客様は自分の借入について把握されてない、とか、不告知性質、隠蔽体質のお客様と判断されて、審査が通るものも通らなくなりますので、いい事ありません！かならず不動産屋さんに全てを伝えて、作戦を立てるようにしましょう。

実際に自分の借入がどうなっているのか分からない方は、CICやJICCで個人信用情報の開示を予めしてみてください。これにどう記載されているかを調べて、不動産屋さんに伝えましょう。

残額の少ないローンや分割払いは一括返済してしまおう

住宅ローンに関しては、今の家をもったまま次の家を買える場合もありますし、売却しないと買えない場合もあります。既存の年間返済額と、次に借りたい金額の年間返済額、あなたの年収によって計算できます。　また、オートローンや割賦払いのように返済期間が短いものは、一旦全額返してしまった方が借入可能額が増えるケースが多いです。

毎月の返済が3万円のオートローンが後1年、約40万円残っていた場合、その毎月3万円の返済が残っていると、借入可能額が1000万円程低くなることがあります。であれば、40万円完済してしまえば、借入可能額が1000万円増えるということになります。
リボ払いをされてる方は金融機関によって見方が変わります。リボの枠全体を年間返済可能額からひく所もありますし、枠の25%でみる金融機関もあります。

キャッシングは危険！即NGの金融機関も

注意したいのが、キャッシングしてると即NGの金融機関もありますので、不動産屋さんへの情報開示はかなり重要です。

難しいのが、金融取引で事故を起こしている方、過去に滞納や債務整理をしている方です。個人情報的には「異動」と言われる事故情報がありまして、これは金融機関的には一発NGの所が殆どなので、ご不安な方は審査をされる前に、自分の個人信用情報をCICやJICCで取得し、どのように記載されているかチェックすることをお勧めいたします。