はじめに
マイホームを購入する時、重要なポイントのひとつが「エリア」ではないでしょうか。いま住んでいる場所だったり、実家に近かったり、通勤に便利だったり、人によって条件はそれぞれですよね。不動産購入で失敗しないためには、エリア選びにもポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください。
本編
売れる・貸せるが基本
まず何よりも大切なのが、売れる・貸せるエリアになります。
不動産を購入される方のタイミングで多いのが、ご結婚するタイミングや、お子様が生まれたタイミング、お子様が小学校に上がるタイミングです。そこから35年間ずーっと同じ生活圏・同じ人数で過ごす方はほとんどいないと思います。進学の関係で通学出来ないので住みかえる方もいますし、大学や就職でお子様が家を出られる方もいます。離婚される方も珍しく無いですし、定年後や老後に生活圏を変える方も多いです。
つまり、売ったり貸したりする事を考えずにエリアを決める事はかなり危険です。住み心地や家の広さにも関わってきますが、なるべく都心へのアクセスがよい所、なるべく人気のある所で探された方がいいと思います。
複数アクセスの確保
2つ目のポイントは複数アクセスを確保することです。
多くの方が通勤や通学のアクセスを考えて電車の沿線や、バス路線を決めますが、電車であれば複数の沿線が乗り入れている駅や、電車とバスが使えるエリア、バスの車庫があるエリアだといろんな路線が出てますので、お勧めします。
私も体験があるのですが、今の通勤通学だと便利ですが、転勤や私学に通って電車やバス通学が発生した場合、子育てがひと段落して奥様がお仕事再開される場合などに、一つの電車路線、バス路線だけしかないエリアだと通勤通学が難しくなり、結果引っ越す必要が出てきます。
将来のことは分かりませんので、どうなっても抑えが効くような、複数のアクセスをもっているポイントを狙われるのがオススメです。
新線・新駅・再開発
3つ目のポイントとして、お勧めするのは新線・新駅・再開発です。
不動産の価格が上がる要因として、新たに駅ができたり、電車の乗り入れが始まって、直通運転で横浜から埼玉まで行けるようになったりするアクセスの新設と再開発です。東京であれば渋谷とか、武蔵小山とかもそうかもしれません。そういう新線・新駅・再開発に絡むエリアは価格が上がる可能性があります。
どうせ購入するなら資産価値が上がった方がいいですよね?今はネットで検索すればすぐにこういった情報は手に入れることが出来ますので、開発がらみの情報も押さえてエリアを検討してみてください。
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まとめ
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。