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投稿日:2025.09.08  
最終更新日:2025.09.08

最上階のルーフバルコニーなど特別仕様が人気!中古マンションの最上階メリット・デメリットは?

中古マンション

はじめに

マンションの高層階に一度は住んでみたいと憧れを抱く人も多いのではないでしょうか?

実は、マンションの高層階にもデメリットがあります。

眺望の良さや資産性に惹かれて購入を決めてしまいがちですが、購入前に注意すべきポイントを押さえておくべきです。

今回は、購入前に知っておきたい最上階のメリット・デメリットについてご紹介します。

本編

中古マンション 最上階のメリット5選

中古マンションの最上階のメリットは以下5つです。

●ルーフバルコニーなど他の階にはない設備がある
●窓からの眺望が良く夜景などが楽しめる
●天井が高く設定され解放感がある
●上階の生活音がない
●プライバシーが確保されやすい

詳しく解説していきます。

ルーフバルコニーなど他の階にはない設備がある

マンションの最上階には、他の階にはない「ペントハウス」や「ルーフバルコニー」など専用の設備が用意されていることがあります。

最上階のみに用意されたそれらの設備と、限られた人しか住めない貴重性からステータスを感じ、憧れを持つ方が多いです。

最上階は資産価値の面でも高値で取引されやすく、特にタワーマンションなどでは、価格も上昇しやすくなります。

マンションの最上階には、以下のような特別仕様の設備が用意されています。

●屋上テラス
●サンルーム
●高いリビングの天井
●専用エレベーター
●ルーフバルコニー

このような特別仕様の設備が付いていることで、一般的な住戸よりもワンランク上の暮らしができる点がメリットの一つです。

窓からの眺望が良く夜景などが楽しめる

タワーマンションの最上階は、天気が良い日は富士山が見えたり、スカイツリーや東京タワーなどが見渡せることも魅力の一つです。

また、綺麗な夜景を眺めながらゆっくり過ごせるのも、低層階では味わえない醍醐味です。

マンションの見晴らしが良い部屋に憧れる方が多く、高層階であるほど需要が高まります。

特に最上階は、貴重性と需要が高いことが重なり、資産性の維持にも繋がります。

天井が高く設定され解放感がある

マンションの最上階は上部に住戸がないため、天井が高く設計されていることが多く、開放感を感じやすいでしょう。

天井が高いので、窓も大きく広がる景色を独り占めできます。

さらに最上階は風通しも良く、湿気がこもりにくいため、カビやダニの発生を抑える効果もあります。

上階の生活音がない

マンションでは、上階の生活音がストレスになることがあります。

最上階は上階に住戸がないので、生活音に悩まされることがなく、静かで落ち着いた暮らしを送ることができます。

テレワークの方でも効率よく仕事を進めることができ、子供も勉強が捗りやすいでしょう。読書や映画鑑賞など自宅での趣味や、家でゆっくりと過ごす時間が多い方には最適な環境です。

プライバシーが確保されやすい

低層階は、隣人や通行人の視線が気になったり、向かいのマンションの住人と目が合ってしまうなど、プライバシーが気になる場合があります。

しかし、最上階であれば、通行人やほかの住人からの視線が届きにくく、プライバシーが確保されやすい環境です。

中古マンション 最上階のデメリット5選

価格が高い

最上階の住戸は、一般的に他の階と比べて価格が高くなります。

高くなる理由は、先ほど解説したメリットや、最上階の希少性、展望の良さが評価されているからです。

また、最上階は他の階よりも専有面積が広めに設計されていることが多く、その分、管理費や修繕積立金も専有面積割になり価格も高額です。

屋上にある設備の騒音

最上階は、屋上にある設備の音が気になるというリスクがあります。
例えば、室外機・アンテナ・給水ポンプなどの機械音です。

屋上に複数居室の室外機がまとめられていると、一気に稼働したタイミングで駆慟音が気になります。

また、強風でアンテナや窓が激しく揺れる音が気になるかもしれません。
周りの環境が静かな分、余計に機械音が気になるという方もいるようです。

特に、冬場は風が強くなるので、検討している最上階の部屋の真上にアンテナや設備がないか確認することが大切です。

日当たりがよく夏場は暑い

最上階の最大のデメリットは、夏場の暑さです。

陽当たりが良いのはメリットではありますが、一方で部屋が直射日光を受けるため、熱が籠りやすくなります。

また、断熱対策が不十分な物件では、冷房を入れても部屋の温度が下がるのに時間がかかるため、エアコンの仕様頻度が増え電気代がかさんでしまいます。

最上階の夏の暑さは、エアコンをフル稼働しても部屋がなかなか冷えず、夏場の電気代が低層階の1.5倍に増える場合もあります。

事前に、断熱性能と暑さ対策がどの程度なされているか確認しておくようにしましょう。

シャワーの水圧が弱い

最上階では、水道の水圧が弱くなることが頻発します。

特に屋上のタンクから各部屋に水を送る方式である「重力給水方式」の場合は、シャワーの水圧が弱かったり、洗面台や台所の水の出が悪いことがあります。

管理会社に相談しても、場合によっては「改善できない」と断られてしまうことがあり、最上階に住んでから、シャワーの水圧が弱いことがストレスで引っ越しを余儀なくされた方もいます。

災害時や防犯上のリスク

最上階は低層階に比べ、災害時や防犯面でリスクが高まります。

災害時は避難にエレベーターが使えないため、最上階から階段での移動になります。

台風や地震時の停電でエレベーターが止まった場合は、復旧まで階段で上り下りする必要があります。

また、地震は最上階で揺れを感じやすく、地上と比べて、より揺れの恐怖を感じるでしょう。

このような災害時のリスクは、高層階になるほど大きくなるため、注意が必要です。

防犯面では、屋上からの侵入経路がある物件の場合は、ベランダやルーフバルコニーに降りて窓を破って上から侵入するケースがあります。最上階だからといって油断せず、防犯対策が必要です。

中古マンションの最上階を選ぶときのチェックポイント

中古マンションの最上階を選ぶ際のチェックポイントは以下の3つです。

●方角や住戸の位置を検討する
●最上階の価格として適正か判断する
●内観して水圧・暑さ・騒音を確認する

方角や住戸の位置を検討する

暮らしやすさを重視するなら、マンションを検討する際は、階数だけではなく方位や住戸の位置も検討しましょう。

各方角の特徴

●南向き:陽当たりが良く人気がありますが、価格も高いです。
冬の寒さが苦手な人や日当たりを重視する人、リセールバリューを重視する人におすすめです。

●東向き:朝日が差し込むため、朝型の生活をする人や午前中の明るさを重視する人、夏の暑さを避けたい人におすすめです。

●西向き:冬の寒さが苦手な人や、仕事などで、日中家を空けることが多い人におすすめです。

●北向き:夏の暑さが苦手な人や安定した温度環境を求める人におすすめです。
また、陽当たりは少ないですが、明るさは一定保たれ価格も比較的抑えられる傾向にあります。

自分のライフスタイルにあった方角を見定めることが大切です。

住戸の位置関係について

●角部屋:解放感を重視する人や静かな住環境を求める人、窓が多い部屋を検討している人におすすめです。
窓が多く通風や採光にも優れており、プライバシーも確保しやすいですが、価格が高めな傾向があります。

●中部屋:コストを抑えたい人や冷房効率を重視する人、日当たりよりも温室の安定を重視する人におすすめです。
価格が抑えられ冷暖房効率が良いというメリットはありますが、隣室からの生活音が気になる場合があります。

同じ最上階でも選ぶ方角や住戸の位置により、デメリットを解消できる可能性がありますので、必ず確認するようにしましょう。

最上階の価格として適正か判断する

最上階は他の階に比べ、価格が高いことが多く、その価格が妥当なのかを常にチェックすることが大切です。

具体的には、眺望や広さ、設備などが低層階の価格設定と比較して、上乗せされている価格に見合っているかをチェックしましょう。

最上階のプレミア感で、価格が他の階よりもかなり高く設定されているが、内装レベルは低層階の他のフロアとあまり変わらない場合は要注意です。

かなり利益を多く上乗せされている可能性があります。

このような場合は最上階でも、「上階からの騒音がない」や「眺望がよく開放感がある」などの価値がコストパフォーマンスに見合わないことが多いです。

また、最上階は広い部屋が多く、専有面積が広いため、管理費や修繕積立金も、最上階が高くなる傾向があります。長期的なコストも考慮しましょう。

内覧をしてそのままの勢いで購入を決めてしまう方もいらっしゃいますが、一度、冷静にコストに見合う価値があるのか確認することが重要です。

内観して水圧・暑さ・騒音を確認する

最上階のデメリットである騒音、水圧、暑さは、内覧しないと分からないポイントのため、必ず現地で確認するようにしましょう。

水圧の確認は、シャワーや蛇口を実際に使って水の出方を確認することが必要です。

最上階は一番太陽が当たる位置で、最上階は直射日光を受けやすく、夏場は上がりやすいです。断熱材の使用状況やエアコンの効き具合を確認し暑さ対策が十分かチェックしましょう。

また、最上階は、屋上設備の動作音や風切り音が気になる場合があります。内覧時に周囲の音環境を確認し、静かさを確保できるか判断しましょう。状況的に内覧で確認することが難しければ、担当の不動産経由で、売主に直接確認してもらうこともできます。

まとめ

マンションの最上階は、眺望や特別な設備、上階の生活音がない静けさから憧れられる一方で、価格の高さや夏場の暑さ、水圧の弱さといったデメリットも存在します。

さらに、災害時のエレベーター停止や屋上からの防犯リスクも考慮すべき点です。
購入を検討する際は、方角や部屋の位置、価格の妥当性を冷静に判断するとともに、内覧時には騒音や水圧、暑さなどをしっかり確認することが大切です。

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