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中古マンション1階の以外なメリット|住み心地や高齢者・子育て世帯に選ばれる理由

中古マンション

はじめに

一般的に敬遠されがちなマンションの1階物件。
日当たりの悪さや防犯面での不安から、
多くの人が候補から外してしまいます。

しかし実は、価格の優位性や専用庭の利用、
アクセスの良さなど、
上層階にはない魅力が隠されているのです。

今回は、そんな1階物件の意外なメリットと、
快適に暮らすためのポイントをご紹介します。

本編

中古マンション1階の魅力と選ばれる理由

中古マンション物件を探す際、
多くの人が1階を候補から外しがちです。

日当たりの悪さや防犯面での不安、
プライバシーの問題など
一見するとデメリットが目立つためです。
しかし、実は1階物件には、
他の階にはない独自の魅力が隠されています。

価格面では、上層階と比較して
割安な価格設定となることが多く、
予算を抑えて住宅購入を実現できる可能性があります。
この価格差を活用して
リフォームやリノベーションを行えば、
より理想的な住空間を作り出すこともできます。

また、専用庭やテラスが付いている物件も多く、
都心部で戸建て感覚の暮らしを楽しめる点も
大きな特徴です。

ガーデニングや家庭菜園、
子供の遊び場として活用できる専用の屋外スペースは、
1階ならではの魅力となっています。

加えて、下階に住人がいないため
子供の足音を気にせず生活できることや、
エレベーターや階段を使わずに外出できる利便性も、
特に子育て世帯や高齢者にとって
大きなメリットとなります。

さらに、災害時の避難のしやすさも見逃せない利点です。
地震や火災が発生した際も、
すぐに避難行動がとれる1階は、
安全面で大きなアドバンテージがあります。

このように、一般的には敬遠されがちな1階物件ですが
実際には様々な魅力を秘めています。
自身のライフスタイルや
家族構成に合わせて検討することで、
理想の住まいとなる可能性を秘めた
選択肢と言えるでしょう。

中古マンションの1階が避けられる主な理由

とはいえマンションの1階物件は、
様々な理由から購入を避ける人が少なくありません。

日当たりの問題から防犯面の不安まで、
一般的に敬遠される要因を
しっかりと理解しておくことが、
物件選びのポイントとなります。

ここでは、中古マンションの1階が避けられがちな
主な理由について詳しく見ていきましょう。

■日当たりや湿気の問題

マンションの1階は周囲の建物や樹木の影響で
日当たりが悪くなりがちです。

特に南向き以外の物件では
深刻な日照不足に悩まされることも。
この日照不足は洗濯物が乾きにくい、
冬場の暖房費が高くなるなど、
日常生活に直接影響を及ぼします。

また、地面に近い1階は
土壌からの湿気の影響を受けやすく、
特に梅雨時期や冬季は結露や
カビの発生リスクが高まるでしょう。
これらの問題は室内の快適性を損なうだけでなく、
建物の劣化にもつながってしまいます。

■防犯やプライバシーの不安

1階は道路や共用部分に面しているため、
外部からの侵入リスクが比較的高くなります。
窓やベランダからの侵入、
ピッキングやガラス破りなどの被害も懸念されます。
また、通行人の目線と窓の高さが合ってしまうため、
プライバシーの確保が難しい点も大きな課題です。
カーテンを常時閉めきりにする必要があり、
それによって室内が暗くなってしまうという
悪循環も生じかねません。

■眺望や騒音の懸念

上層階と比べて眺望が限られるのも1階物件の特徴です。
周囲の建物や樹木で視界が遮られ、
開放感のある景色を楽しむことが難しくなります。

さらに、道路からの車の音や通行人の話し声、
マンションのエントランスを利用する人々の生活音など、
様々な騒音の影響を受けやすいことも
デメリットの1つです。
特に幹線道路や商業施設、学校に近い場合は、
騒音問題がより深刻になる可能性があります。

実はお宝?中古マンション1階の5つのメリット

一般的に敬遠されがちな1階物件ですが、
実は様々な魅力を秘めています。

むしろ、特定のライフスタイルや家族構成にとっては、
理想的な選択肢となる可能性も。

ここでは、1階物件ならではの
5つの重要なメリットについて解説します。

■価格が抑えられるコストパフォーマンスの高さ

マンションの価格設定において、
階数は重要な要素の一つです。
上層階は1階と比較して、
日当たりや眺望・騒音の感じにくさなどの
「住み心地が優れている」と判断されがちであり、
その分価格が抑えられる傾向にあります。

場合によっては
数百万円もの価格差が生じることもあります。
しかしこの価格差を活用すれば、
同じ予算でより広い居住スペースを確保したり、
理想的なリノベーションを実現することが可能です。

特に、住宅価格が高騰している都心部では、
この価格メリットは大きな魅力となりうるでしょう。

■階段やエレベーター不要のアクセスの良さ

エントランスから直接部屋にアクセスできる1階は、
移動の負担が最小限で済みます。

高齢者や小さな子供がいる家庭にとって、
階段やエレベーターを使用せずに外出できることは
大きなメリットといえるのではないでしょうか。
買い物帰りの重い荷物運びも楽々です。
また、緊急時や災害時の避難もスムーズに行えるため、
安全面でも優れています。

■専用庭やテラスで戸建て感覚が楽しめる

1階物件の特権として、
専用庭やテラスが付属している場合が挙げられます。
これらのスペースでガーデニングを楽しんだり、
子供の遊び場として活用したり、
さらにはバーベキューなどのアウトドア活動が
叶えられるかもしれません。
都心部では戸建ての購入が難しい方でも、
マンションの1階なら
庭付き住宅の魅力を手の届く価格で実現できます。

■防犯設備の進化で安全性が向上

近年の防犯設備の進化により、
1階物件の安全性は大きく向上しています。
特に防犯カメラや人感センサー、
高性能な窓ガラスなど、
最新のセキュリティ技術を導入することで、
防犯面での不安を大幅に軽減できるでしょう。
また、管理会社による定期的な巡回や、
オートロックシステムの普及も、
安全性向上に貢献しています。

■遮音性が高い場合もあり、静かな環境が実現可能

1階物件は適切な防音対策を施すことで、
快適な住環境を実現できます。
下階からの足音を気にする必要がなく、
特に子育て世帯にとっては
子供の走り回る音を気にせず
生活できる環境は大きな魅力です。
また、最新の遮音技術や二重サッシの導入により、
外部からの騒音も効果的に遮断することが可能です。

中古マンション の1階が向いている人とは?

マンションの1階物件は、
特定のライフスタイルや家族構成の方々にとって、
理想的な住まいとなる可能性が高い物件です。
ここでは1階が向いている人の特徴をご紹介します。

■高齢者や子育て世帯

高齢者にとって、
階段やエレベーターを使わずに外出できる1階は、
身体的な負担を大きく軽減できます。
買い物から帰った際の重い荷物の運搬も楽になり、
日常生活がより快適になります。
また、緊急時の対応もスムーズで、
救急車の到着時も迅速な搬送が可能です。

子育て世帯においては、
ベビーカーの出し入れがスムーズで、
子供の送り迎えも容易になります。

上階に住人がいないため、
子供が走り回る音を気にせず
生活できる点も大きな利点です。
さらに、専用庭があれば、
安全な遊び場として活用することもできます。

■ガーデニングやアウトドアを楽しみたい人

専用庭やテラスを持つ1階物件は、
ガーデニング愛好家にとって理想的な環境です。
季節の花を育てたり、家庭菜園で野菜を栽培したりと、
土に触れる喜びを日常的に味わえます。

また、テラスでは
バーベキューや野外での食事を楽しめ、
都心部でありながら
戸建て感覚のアウトドアライフが実現可能です。
植物を育てることで、プライバシーの確保にも一役買い、
緑豊かな癒しの空間を作り出すことができます。

中古マンション購入 1階物件を選ぶ際の注意点

物件購入前に慎重な確認が必要な1階物件。
適切なチェックポイントを押さえることで、
快適な住まいを手に入れることができるでしょう。
この項目では中古マンションの1階を購入する際の
注意点を3つご紹介します。

■湿気や虫対策が必須

地面に近い1階は湿気対策が重要です。
床下の換気状況、防湿シートの有無、
壁面の結露跡などを確認しましょう。
特に、北向きの物件や
日当たりの悪い場所は注意が必要です。
また、排水溝やゴミ置き場の位置関係も重要で、
これらが近いと虫の侵入リスクが高まります。
定期的な換気や除湿機の設置など、
快適な住環境を維持するための対策を
事前に考えておきましょう。

■プライバシーと防犯の確認ポイント

道路からの距離や人通りの多さ、
周辺建物からの視線など、
プライバシーに関わる環境確認が必須です。
既存の防犯設備として、
防犯カメラやセンサーライト、オートロックなどの
設置状況を確認しましょう。
窓の防犯性能やエントランスまでの導線なども
重要な要素となります。
プライバシーを確保するための追加工事の必要性や、
その費用についても
事前に検討することをおすすめします。

■内見時に確認しておくべきポイント(騒音レベル・管理状況・周辺環境)

内見では、朝昼晩の時間帯による
日照状況の変化を確認することが重要です。
道路や周辺施設からの騒音レベル、
共用部分からの生活音なども、
実際に現地で体感することで
適切な判断が可能となります。
また、床下換気システムの稼働状況や排水設備の性能、
結露対策の有無なども入念にチェックしましょう。

建物や管理状況については、
外壁の劣化具合や共用部分の清掃状態なども
重要な確認ポイントです。

専用庭がある場合は、
その使用に関する規約も必ず確認が必要です。

さらに、通学路や繁華街との位置関係、
緊急車両のアクセスのしやすさ、
近隣住民の生活パターンなども、
快適な暮らしを実現する上で重要な要素となります。
このような多角的な視点での確認を行うことで、
より良い物件選びが可能となります。

中古マンション 1階物件の魅力を最大限に活かす方法

1階物件は、適切な工夫と対策を施すことで、
そのデメリットを最小限に抑え、
メリットを最大限に引き出すことができます。
ここでは、快適な住環境を実現するための
具体的な方法をご紹介します。

■防犯フィルムや遮光カーテンの活用

窓ガラスへの防犯フィルム施工は、
安全性と快適性を両立させる有効な手段です。
飛散防止効果に加え、外からの視線もカットできるため、
プライバシーの確保にも役立ちます。
遮光カーテンは、二重構造のものを選ぶことで、
昼間の視線対策と夜間の照明漏れ防止を実現できます。
また、防犯センサーと連動した
自動開閉システムを導入することで、
留守中の防犯対策も万全にすることも可能です。

■騒音対策

1階で起こり得る騒音トラブルの原因には、
大きく分けて
「空気伝搬音」
「固体伝搬音」
の2種類があります。

「空気伝搬音」とは、話し声や車の走行音、
テレビの音など、空気中を伝わる音のことです。

この騒音対策として、窓やドアなどの開口部を対策するのがおススメです。例えば、窓ガラスを複層ガラス(複数枚のガラスから構成され、間に空間をもたせたもの)に変更する、遮音カーテンを使用するなどです。

一方「固体伝搬音」とは
床や壁などの固体を伝わる音のことです。
上階の足音や物をぶつけた時の音などが挙げられます。
固体伝搬音の対策には、
壁に吸音パネルや吸音シートを
取り付けるのが良いでしょう。

■専用庭を最大限活用する工夫

専用庭は季節に応じた活用方法を考えることで、
一年を通じて魅力的な空間となります。
春と秋は家庭菜園やガーデニングを楽しむことができ、
夏は日よけを設置して
快適な屋外リビングとして活用できます。
冬場は常緑樹を配置することで、
グリーンを絶やさない工夫も効果的です。
また、庭の植栽を計画的に配置することで、
自然な目隠しとしても機能させることができます。
夜間のライトアップも、
庭の雰囲気を演出しながら防犯効果も高める
一石二鳥の対策となります。

まとめ

1階物件のメリットを知って、賢い選択を

マンションの1階物件は、
日当たりや防犯面での課題がある一方で、
価格の優位性や専用庭の利用、アクセスの良さなど、
独自の魅力を持っています。

特に高齢者や子育て世帯、
アウトドア好きの方にとっては、
理想的な住まいとなるでしょう。

購入を検討する際は、
物件の立地や設備状況を十分に確認し、
必要な対策を講じることで、
快適な住環境を実現できます。

1階物件ならではのメリットを考慮しながら、自分のライフスタイルに合った住まい選びを進めてください。

不動産のご相談ならウィローズ

購入を検討する際は、専門家への相談をお勧めします。
豊富な経験と知識を持つ不動産会社なら、
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