はじめに
家を買うというのは大きな決断です。なかなか踏み切れない方もいらっしゃいますよね。今回は住宅金融支援機構のデータで、今は買いと時だと思わないと回答された方が、何故買わないという選択をしているのかについてお送り致します。確かに買わないほうがいいと思われる理由もあれば、それが理由?というものまでさまざまですが、ポリスの見解とともにご覧ください。
本編
みんなの買わない理由
住宅金融支援機構 「住宅ローン利用者の実態調査」
家を買う。まぁ、大きな決断ですよね。35年のローンを支払う訳ですからお気持ち分かります。今回は住宅金融支援機構のデータで、今は買いと時だと思わないと回答された方が、何故買わないという選択をしているのかについてお送り致します。
第1位 将来の収入不安
まず一番多いのが、「将来の収入や生活に不安がある」ですね。
買わないという方の31%がこの理由です。大きな負債を負う事への不安は確かに大きいと思いますが、逆に考えると65歳将来は70歳になっているかもしれない定年の時期までにローンの返済を終えておきたいので、35年ローンで考えた時には先延ばしにすればするほど、返済期間が短くなってしまうので、ローンの返済額はもっと増えてしまいます。特に今賃貸に住まわれている方は、余裕のある返済計画が前提ではありますが、なるべく早く買われた方が安心だと思います。
第2位 気に入った物件がない
買わない理由の第2位が「気に入った物件、条件に合う物件が無い」になります。
これも現場で良くありますが、これは、条件の見直しが必要だと思います。不動産は相場があるものなので、一般のお客様が、掘り出し物件、相場を逸脱した安い物件を見つけられる可能性は極めて低いと思います。不動産のプロが毎日死に物狂いで安い情報を探してもそうそう見つかるものではないですし、もし見つかったら業者はすぐに買ってしまうので、一般の方に相場を逸脱した物件がいきわたる確率はほぼ0に近いと思います。
であれば、希望の物件が見つからないという事であれば、いい物件が出るまで待つというよりは、予算を上げるか、エリアを変えるか、新築から中古に、80㎡から70㎡に。と、物件を妥協するかしないと思います。それが出来そうにないときは、本当に家を買いたいのか、動機面から見直す必要があるので、不動産探しを一旦やめられても良いのかなと思います。
第3位 景気の先行きが不透明
住宅を買わない理由第3位は「景気の先行きが不透明」です。
これはコロナ禍ですので、住宅購入!?それどころじゃない!という業種の方も沢山いらっしゃると思います。これはやむを得ない理由かもしれませんね。コロナが収まってくれる事と、あと政治の問題もありますよね。。。
4位以下のさまざまな理由
また、4位以下はこのような理由になっております。
「自己資金・頭金が不十分」
「収入が減った」
「特になし」 特になし!やる気ないですね・・・
「住宅価格は下がると思うから」
「その他」
「税制のメリットが小さい」
「住宅ローン金利が高水準」
「住宅取得促進策が不十分」と続きます。
最後の方の金利が高水準とか、住宅取得促進政策が不十分とかは、客観的にみるとむしろ逆だと思いますので、ご存じないだけかもしれませんね。
ポリスからのアドバイス
不動産ポリスからのアドバイスとしては、ご自身が不動産を購入しなければならない理由をちゃんと家族会議をして、老後の生活なども踏まえて話し合いをして、住宅を買おうと決めたら賃貸に住んでいる方だと一日でも早く買ってしまった方が総支払額は得になるケースは多いと思います。
探していくうちに不安になったり、良い物件に巡り会えなかった場合は、何故探しているのか、動機に立ち返って見つめ直してみるといいと思いますよ。
目黒を中心に、都心城南(品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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まとめ
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。