【不動産売却】不動産一括査定サイトの闇 一括査定利用にご注意!

# 不動産売却

はじめに

一括査定って便利な仕組みですよね。不動産業界でも売却一括査定がおなじみですが、不動産の一括査定で多いのが、具体的に売却を考えているわけではないけど、所有する不動産がどのくらいの価値なのか知りたい!という興味で利用されるケース。ただ、これには不動産業界ならではの闇も。不動産一括査定を利用すると必ず起きる、業者からの電話攻撃。これがなぜ起きるのか、業界ならではの事情も交えてお届けします。

本編

一括査定サイトは便利?

インターネットによる一括査定サイトとは、車の買取とか引越しとか保険とか、比較が出来て一番条件の良い会社を一度に選べるというとても便利な仕組みですが、不動産においても一度に複数の不動産会社から家の売却査定が出来てとても便利なものです。
こちらは不動産一括査定サイトのリビンマッチさんのトップページですが、所有する不動産の概要を入力していって、最大6社から査定価格について連絡が来るというものです。お客様が6社不動産屋さんを回るのは大変ですし、この査定価格結構不動産会社によって違うんですね。
A社は3000万円
B社は3100万円
C社は2700万円
D社は2900万円
と言う風に査定額が集まります。そしたらこのB社と話を進めた方が高く売れる可能性が高いよね。というものです。

一括査定サイトは便利?

リビンマッチ

不動産の一括査定サイトで必ず起きること

この一括査定サイトで査定の申込をすると、必ず起こる事が問い合わせしてすぐに不動産会社から電話がかかってきます。メールで連絡下さいって書いていてもほぼ電話がかかってきます。一括査定サイトに問い合わせをしたら、2、3日は電話がひっきりなしにかかってくる事は覚悟しておいて下さいね。
場合によっては電話番号は嘘を書いておいても良いかもしれませんよ。実際12345678みたいな番号の方もいます。普通に不動産会社に問い合わせをしても、しつこい会社ってあるじゃないですか?それが一気に6社に問い合わせする事になるので、たくさん電話かかってきます。それは覚悟しておいた方が良いです。
おそらくネットで一括査定を申込されると1分以内に電話かかってきますし、夜22時位までは電話かかってくる可能性あるとと思います。

相場が知りたい方に一括査定はおすすめしないワケ

特に実際の売却がまだ先っていう方の方が、ネットで簡単に査定出来るので、一括査定を利用されがちなんですが、そういう方は一括査定使わない方がよろしいと思います。一括査定は6社に問い合わせしてしまうので、おなかを好かせたライオンが6匹入っているオリに丸腰で入るようなものです。あまり具体的じゃない方はむしろ、近くの不動産会社に問い合わせされた方がいいですよ。それで十分相場は分かります。一括査定は使わない方がいいと思います。

査定1件につき1万8000円支払う不動産会社

また、一括査定に登録されている不動産会社は、リビンマッチさんとかホームズさんとかHOMES4Uさんといった一括査定サイト運営会社に、1問合せあたりだいたい1万円から1万8千円位の反響課金の仕組みになっているんです。なので問い合わせが入ったら、成果を出さなければならないので営業が激しくなりがちです。
一括査定サイト以外の不動産広告は、その広告を載せる枠を一コマ月に2万円とかで買っていて、全く反響がはいらなくても、その1物件で5件6件問い合わせが入っても、枠で買っているので、一律2万円というものが多いです。
一括査定の方が狩猟型というか、営業マンサイドから見ると、反響が入った時に、一気に営業が来るという仕組みになっているんですね。

一括査定は便利なものだと思いますが、利用される際はこのしくみを理解して利用してくださいね。

 

目黒を中心に、都心城南(品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください

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まとめ

Point. 1

記事監修者

朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役

2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。