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失敗しない中古マンション選び|向き・間取り・階数など重要ポイントを徹底解説!

中古マンション

はじめに

中古マンションを探す際、「どのような間取りを選べばよいかわからない」「購入後の生活イメージが浮かばない」といった悩みを抱える方はいらっしゃいませんか?

室内の状態や立地条件などは目に見えて判断できますが、実際に暮らした際の生活イメージまでは、なかなか想像しにくいものです。

しかし、中古マンションを購入する際には、入居後の生活を具体的にイメージできるかどうかが重要なポイントとなります。

イメージを持たないまま購入してしまうと、「思っていた生活と違った」と後悔する可能性があります。

そこで、本記事では、中古マンションの購入で後悔しないために確認すべき5つのポイント(位置、方角、階数、間取り、設備)をそれぞれの特徴やメリット・デメリットを踏まえながら、解説していきます。

本編

生活の質を左右する中古マンションの特徴

中古マンションを購入する際には、事前に確認すべきポイントを把握しておくことが大切です。

なぜなら、こうしたポイントを理解せずに物件を選んでしまうと、購入後の生活の質に影響が出る可能性があるからです。

例えば、「角部屋」と「中部屋」の違いを想像してみてください。角部屋は明るく開放的、中部屋はやや暗いといった印象を持たれる方も多いかと思います。

このような違いは、実際の生活においても大きな差となって表れます。

中古マンションの購入で後悔しないためには、自分が求める住環境を具体的にイメージしながら物件を選ぶことが重要です。

特に方角や部屋の向きは、日当たりや室内環境に直結するため、慎重に検討する必要があります。

中古マンション購入において失敗しないためのポイント

中古マンション購入において失敗しないためのポイントとして、ここでは、

・位置(角部屋・中部屋)の違いを理解する
・方角が生活に与える影響
・階数によって変わる住み心地と資産価値
・間取りの種類と選び方のポイント
・設備の確認で生活の質を守る

について、解説していきます。

位置(角部屋・中部屋)の違いを理解する

中古マンションを選ぶ際に確認すべき5つのポイントの1つ目は、「位置」です。

ここでいう位置とは、「角部屋」や「中部屋」など、部屋の配置のことを指します。

大きく分けると、部屋の位置はこの2種類に分類されます。

角部屋には、日当たりがよく、通気性や眺望に優れている、プライバシーを確保しやすい、隣人の生活音が気になりにくいといったメリットがあります。

一方で、購入価格が高い、光熱費が高くなりやすい、冬場に結露が発生しやすい、外の音が聞こえやすい、物件数が少ないといったデメリットも存在します。

中部屋は、角部屋と比較して室内が暗くなりやすい傾向にありますが、購入価格や光熱費を抑えられる点が特徴です。

また、外に面している部分が少ないため外の音は入りにくい反面、上下左右の住戸の生活音が聞こえやすいことがあります。

明るさや静音性を重視する場合は角部屋が適しており、価格やランニングコストを重視する場合には中部屋が選択肢となります。

また、将来的に物件を売却する可能性がある場合には、資産価値が下がりにくい角部屋を選ぶことも一つの考え方と言えるでしょう。

このように、部屋の位置によって生活環境や将来の資産価値にも影響が出るため、中古マンションの向き選びで失敗しないためには、角部屋と中部屋それぞれの特徴を正しく理解しておくことが重要です。

①位置

方角が生活に与える影響

中古マンションを選ぶ際に確認すべき5つのポイントの2つ目は、「方角」です。

マンションの開口部がどの方角を向いているかによって、日当たりや室内環境が大きく異なり、結果として生活の質にも影響を与えます。

東西南北それぞれの方角には特徴があり、朝日を取り入れたい場合は東向きや南向き、午後からの日差しを重視する場合は西向きや南向きが適しています。

価格を抑えたい場合や日当たりをあまり気にしない場合は、北向きが選択肢となることもあります。

一日中室内で過ごすことが多い方には南向きの部屋が向いており、日中外出が多い方であれば北向きでも問題ない場合があります。

なお、北側にしかバルコニーがない物件は珍しい傾向にあります。

また、資産価値を重視する場合には、南向きが最も人気が高く価値が維持されやすいとされています。

特に南と東の両方に開口部がある「東南角部屋」は、日当たりの良さから高い人気を誇ります。

同じように日が入るはずの南西角部屋と比較しても、日本では西日を避ける傾向があるため、東南角部屋の方が選ばれやすい傾向にあります。

このように、中古マンションの向き選びで失敗しないためには、方角ごとの特性を理解し、自身のライフスタイルや重視する条件に合った向きを選ぶことが重要です。

②方角

階数によって変わる住み心地と資産価値

中古マンション選びにおいて確認すべき5つのポイントの3つ目は、「階数」です。

階数は物件によって異なるため、「高層階」「中層階」「低層階」の3つに分けて考える必要があります。

例えば、9階建てのマンションであれば、高層階は7〜9階、中層階は4〜6階、低層階は1〜3階にあたります。

それぞれの階層には、特有のメリットとデメリットがあります。

高層階は日当たりや眺望に優れている一方で、災害時にはエレベーターの停止などにより不便を感じやすい傾向があります。

反対に、低層階は日当たりがやや劣る場合があるものの、災害には比較的強いとされています。

中層階はその中間に位置し、高層階と低層階のバランスを取りたい方に向いています。

また、資産価値を重視する場合は、高層階が好まれやすく、特に最上階は価格が高くなる傾向があります。

ご予算に余裕がある場合は、最上階の購入も選択肢の一つです。

このように、階数ごとの特徴を理解しておくことで、中古マンションの向き選びで失敗しない判断がしやすくなります。

自身のライフスタイルや優先順位に応じて、適した階数を選ぶことが重要と言えるでしょう。

③階数

(参考)【中古マンション】階数別の特徴を知らないと危険です!

間取りの種類と選び方のポイント

中古マンションを選ぶ際に確認すべき5つのポイントの4つ目は、「間取り」です。

マンションの間取りにはさまざまなタイプがありますが、大まかには次の3つに分類されます。

①田の字型
玄関から廊下が伸び、左右に水回り、奥にリビングが配置された間取りで、図面が「田」の形に見えることから名付けられています。

②センターイン型
玄関が部屋の中央にあり、短い廊下を挟んで左右に居室や水回りが配置された間取りです。

③ワイドスパン型
バルコニー側の開口部が7m以上あり、広い開口を持つ間取りです。

ワイドスパン型は開口部が広く開放感がありますが、廊下を挟まず居室が並ぶため、プライバシー性はやや低くなる傾向があります。

一方、田の字型やセンターイン型は、廊下を介して部屋が分かれていることが多く、プライバシー性が高くなりやすい点が特徴です。

ただし、センターイン型は市場に出回る数が少ないため、物件選びの際に見かける機会は限られます。

基本的には田の字型を選択し、センターイン型があれば好条件と捉えると良いでしょう。

資産価値を重視する場合は、ワイドスパン型が最も評価が高いとされています。

そのため、将来的な資産性を考慮する場合は、ワイドスパン型を検討するのがおすすめと言えるでしょう。

このように、間取りの特徴を理解しておくことは、中古マンションの向き選びで失敗しないための重要な判断材料となります。

(参考)【中古マンション】買っていい間取り、ダメな間取り

設備の確認で生活の質を守る

中古マンションを選ぶ際に確認すべき5つのポイントの5つ目は、「設備」です。

設備は室内に限らず、マンション全体に関わる要素であり、生活の快適さを大きく左右するため、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

まず、室内設備については以下のようなものが一般的に見られます。

・大型収納スペース
・ビルトイン食器洗浄乾燥機
・ディスポーザー
・IHクッキングヒーター
・床暖房
・浴室暖房乾燥機

これらの設備が揃っているほど、一般的には生活の利便性や快適性が高まります。

ただし、すべての設備が整っている中古マンションは少なく、築年数が新しい物件や面積の広い物件では、設備が充実している分、価格も高くなる傾向があります。

そのため、すべての設備を求めるのではなく、自身のライフスタイルに合った「必要な設備」の優先順位を決めておくことが大切です。

次に、共用部分の設備としては以下のような項目があります。

・エレベーター
・管理人室
・オートロック
・宅配ボックス
・郵便ボックス
・駐車場

共用設備は築年数が古いマンションほど使い勝手が悪くなる場合があります。

例えば、古いマンションでは車路が狭く、大型車の駐車が難しいケースがあります。

また、エレベーターが設置されていない物件も存在します。

このように、中古マンションの向き選びで失敗しないためには、設備面についても「あるのが当然」とは考えず、実際の仕様と使い勝手をよく確認しておくことが重要です。

まとめ

中古マンションを購入する際には、事前に確認すべき以下の5つのポイントがあります。

①位置
②方角
③階数
④間取り
⑤設備

これらのポイントを押さえておくことで、購入後の生活をより具体的にイメージしやすくなります。

実際の暮らしを想像したときに、「自分に合っている」と感じられる物件こそが、最適な選択と言えるでしょう。

中古マンションの向き選びで失敗しないためにも、今回解説した各項目を参考にしながら、慎重に物件を検討しましょう!

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