はじめに
マイホーム選びの第一歩として行う「内見」は、物件の良し悪しを見極める重要な機会です。
しかし、見た目のきれいさや間取りだけに注目してしまうと、住み始めてから後悔する可能性があります。
本記事では、内見前の準備・当日のチェックポイント・周辺環境の確認方法・便利な持ち物・チェックリストまで網羅的に解説。
理想の住まいを選ぶために、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
本編
内見前の準備と注意点|仲介の選び方・質問リスト・持ち物
信頼できる仲介会社の選び方と担当者との関係づくり
内見をスムーズに進めるには、仲介会社と担当者選びが最重要ポイントです。
口コミや実績をチェックし、疑問をその場で解決できる担当者かどうかを見極めましょう。
・撮影許可や他の空室の内見可否を事前に確認
・契約条件や価格交渉の相談がしやすい担当者を選ぶ
事前に作る質問リスト(管理費・修繕積立金・騒音トラブル履歴など)
効率的な内見のために、あらかじめ質問事項をまとめておきましょう。
・管理費・修繕積立金の水準と過去の値上げ履歴
・長期修繕計画の有無/次回大規模修繕の予定
・トラブル履歴(騒音・ゴミ出し・ペットなど)
・共用設備の故障履歴や修理計画
同じマンション内の他の空室や階数も比較する
購入を検討しているマンション内に他の空室があるかどうかを、担当者に確認しておきましょう。
同じマンション内に売りに出されている部屋があれば、内見する部屋と比較でき、購入の参考になります。
もし他に空室がある場合は、同時に内見するのもおすすめです。
同じ価格帯でも、条件の良い部屋が見つかる可能性があるため、比較検討することでより納得のいく選択ができるでしょう。
内見時に持っていくべき便利アイテム
1回の内見で必要な情報を取り切れるよう、以下の持ち物を準備しましょう。
・メジャー(家具配置・通路幅の確認)
・懐中電灯(収納や天井裏など暗所確認)
・予備バッテリー(写真・動画撮影用)
・スリッパ・筆記用具
・認印(購入申込用)、ローン仮審査書類(必要時)
・住宅ローン仮審査用書類(身分証明書、健康保険証、給与明細など)
内見当日のチェックポイント|マナー・撮影・生活目線の確認
写真や動画撮影時のマナー
居住中物件では、無断撮影NG。
必ず許可を取り、個人情報や私物が映らないよう注意しましょう。
売主が居住中の場合のマナー
・ドアや収納はひと声かけてから開ける
・交渉は仲介会社を通して行う
・訪問マナー・服装・言動に注意(心証が価格交渉に影響することも)
生活目線でチェック
・収納の数・配置が使いやすいか
・家事動線(玄関→キッチン→洗面→洗濯)がスムーズか
・実際に座って、外からの視線や採光・眺望を確認
・窓を開けて音や匂いをチェック(道路・飲食店・学校)
・スマホ電波やインターネット回線の速度を確認
周辺環境と立地の確認
近隣住民と建物管理状況
マンションなら掲示板をチェック(トラブル告知がないか)
一戸建てなら両隣だけでなく裏の家も確認し、ゴミ屋敷などがないか確認
嫌悪施設(心理的に敬遠されやすい施設)の有無
・工場・倉庫(騒音・振動)
・ゴミ処理場・焼却場(臭いや衛生面)
・パチンコ店・風俗店(治安への影響)
・墓地や火葬場(心理的抵抗がある人も)
ハザードマップで災害リスクを確認
・洪水・浸水リスク
・土砂災害警戒区域
・液状化や活断層の有無
自治体サイトや国交省ハザードマップポータルサイトで最新情報を確認しましょう。
(参考)ハザードマップとは?種類・確認方法・入手先を解説|不動産購入・引っ越し前に必読
よくある質問(FAQ)
内見は何件くらい見ればいい?
一般的には3〜5件見比べると判断しやすいです。1件だけでは比較ができず後悔する可能性も。
内見は平日と休日どちらがオススメ?
可能なら両方見て、生活音や交通量の違いをチェックしましょう。
内見は午前と午後どちらが良い?
日当たりの確認のため、時間帯を変えて見学するのが理想です。
まとめ
マイホーム購入で後悔しないためには、内見前の準備・当日のマナー・生活目線のチェック・周辺環境の確認が欠かせません。
チェックリストを活用し、担当者としっかりコミュニケーションを取りながら不明点はその場で解決しましょう。
外観・室内・周辺環境をバランスよく確認し、納得できる物件を選べば、理想の暮らしを実現できます。
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