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【最新まとめ】ローン控除改悪・ウッドショック・在庫薄。2021年いまから住宅を購入したい人が必ず抑えたいポイント3選
はじめに
「住宅ローン控除の改悪」、「ウッドショックの影響」、「空前の在庫不足」。注目したい最新の住宅事情をまとめました。2021年~2022年にかけての住宅を購入をしようと考えている方は必見の内容となっています。この3点をしっかり押さえて、マイホーム購入をぜひ成功させてください。
本編
ローン控除が半分に?改悪情報を抑えよう
住宅ローン控除というのは、ある一定の条件で住宅ローンを組んだ場合に、借入金額の1%分の所得税や住民税が最大13年間減税されるというかなりお得な制度です。
例えば3000万円のローンを組んだ場合に、金利が0.5%だと初年度に支払う利息が15万円になります。それに対してローン控除で減税される金額が借入金額の1%ですので、3000万円の1%で30万円という事になります。つまり、利息で15万円払うけれども、減税で30万円得するので、15万円得するという事ですよね。すごくお得な制度なんです。
これが今年の税制大綱でメスが入るのではないかと言われており、改正されると言われています。今までは金利がいくらであっても、借入残額の1%が減税されていたんですが、実際に支払っている利息分が減税の上限になると言われております。つまり同様の例で15万円が減税の上限となります。
現行制度に比べると1年間で15万円減税額が減ってしまういわゆる改悪となってしまうと予測されております。これが1年だけの話ではなく、10年ないし13年続く事なので、かなり大きな改悪となってしまいます。住宅を購入される方は今年に買われた方がおそらくお得になる可能性が高いので、必ず押さえた方がよいポイントになると思います。
注文住宅を購入する人は特に注意!ウッドショック
2つ目は「ウッドショック」です。新型コロナウィルスの影響で世界的に都心一極集中から郊外へ移り住む方が増え、アメリカや中国で郊外の住宅着工件数が急激に増え、全世界的に木材需要が高まり、不足しているという問題です。日本でも木材不足状況は深刻で、元々の建築予算よりも100万円上がってしまったとか、そもそも木材が確保できないので、請負契約が出来ない、仕事が受けられないという事態も実際に起こっています。
一番注意しなければならない方は土地を購入して注文住宅を建てられる方です。
土地は購入してから、建物着工し、建物完成し引越しをすると概ね土地購入から6か月から8か月位で引っ越しまで迎えられる方が多いんですけれども、これがウッドショックで着工が2か月遅れたとなると、当然最後の引越しも2か月遅れますから、その分の土地の金利や、今の住居費特に賃貸の場合の賃料が無駄になってしまいます。
注文住宅を購入される方はかなり重要なインパクトを与える問題だと思いますので、ウッドショックの動向にアンテナを張りながら土地の購入を検討された方が良いと思います。ウッドショックの状況によっては、新築の建売住宅や中古住宅の購入も検討された方が良い場合もあるのではないでしょうか。
在庫不足で2極化が進む不動産情勢。すぐ動ける準備を。
ポイントの3つ目が「在庫不足による即決」です。コロナ禍でも売れ行きは好調。しかし売り出される物件は減っているというのが最前線のリアルな状況です。レインズのデータですと在庫数は昨年と比べて30%減っています。
こういう状況では、売れない物件は売れないんですが、ちょっと良い物件は申込が殺到するという二極化の状況が極めて進んでいます。弊社でも売り出して半年・1年売れない物件もありますが、売りだして1週間で申込が5件10件入る物件もあります。
そういう状況で良い物件を確保するには、良い物件に巡り合った場合にすぐに動いて申込が出来るだけの準備をしておくことが必要です。具体的には、ローンの事前審査を先にやっておくこと。良い物件が見つかってからローンの審査を動くスタンスだと、今年は良い物件を取られてしまうと思います。
2つ目がなるべく沢山の物件をそれまでに見ておく事です。やはりある程度の物件の内見に実際に行っていないと、比較が出来ないので良い物件に巡り合った時に、「良し!買おう!」とはならないですよね。1件だけ見て何千万円もする物件を良し、買おう!となる方はなかなかいないと思います。たまにいますけどね(笑)
なので、この物件はちょっとどうだろうな。と思う物件でも比較の為や経験の為に、面倒くさがらずになるべく内見をされた方がオススメです。
お客様にお伝えしたいのは、全然冷やかしでいいんです!不動産業者さんも内見されたからすぐ買って下さい!と言ってくる方は意外に少ないというか、もしそんな方がいても付き合わない方が良いと思いますので、絶対買わないけど見に行くっていうのは不動産営業サイドも全く嫌ではないので、うまく不動産業者さんとお付き合いされて、良い物件に巡り合って頂ければと思います。
目黒を中心に、都心城南(品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
住宅ローン控除、来年買うと改悪になるかもしれない
ウッドショック。特に土地を買って注文住宅を建てられる方は要チェック
前の在庫不足で、即決が求められる場面が増えてます
記事監修者
朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役
2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。
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