# 不動産購入 # 不動産賃貸
2021.08.032021.08.03

家賃15万円台の人。同じ支払いでマンション買ったらどんな家?

はじめに

賃貸で家賃15万円支払っている方が、同じ支払いでどういうマンションが購入できるのか、実際に市場にある具体的な物件を比較して検証。場所は目黒線・武蔵小山エリア。賃貸で15万円のマンションがどのような物件なのか、同じく住宅ローンと必要経費など合わせて15万円を予算で購入するとどんな物件になるか、ぜひ比べてみてください。

本編

目黒線武蔵小山エリアで賃貸15万円の物件

目黒線武蔵小山エリアで賃貸15万円の物件

ドムス・スタイル武蔵小山

まずは賃貸で15万円のマンションがどのような物件なのかですが、ポリスの地元が東急目黒線の武蔵小山とか西小山の駅なので、この辺で実際に募集している物件を見てみましょう。

こちら「ドムス・スタイル武蔵小山」。

【物件概要】

西小山駅から徒歩9分、

間取り:1LDK

専有面積:35.27㎡(1F)

管理費を合わせて月15.4万円のお支払いとなります。

築浅ですし人気の西小山・武蔵小山ですので、1階でもこの位は賃料してしまうってことですよね。

目黒線武蔵小山エリアで購入月15万円の物件

目黒線武蔵小山エリアで購入月15万円の物件

グローリオ目黒不動前

では同じ返済で買うなら、買えるのならどの位の物件が買えるんでしょうか。

と言う事で実際に販売実績のある物件をピックアップしてみました。それがこちら「グローリオ目黒不動前」です。

【物件概要】

武蔵小山徒歩8分

間取り:1LDK

専有面積が45.26㎡(3F)

さっきの賃貸の間取りと比べると、売買の方がLDKが5帖位広いですよね。しかも1階ではなく3階。ぱっと見こちらの方が良いですよね。専有面積が10㎡違うというと6帖位ですから、結構違いますよね。築年数はこちらの方が15年程古い。それでもまだ15年位なので、それほど古さは感じないと思います。

そして価格は5280万円! 5000万円を超えてくると、ちょっと高いな・・・買えるのかな?そんなにローンを組んで良いのだろうか?と思うかもしれません。

5280万円のフルローン返済額は13.7万円

5280万円のフルローン返済額は13.7万円

返済例

実際に返済する金額としては、こちらのシュミレーションをご覧ください。

5280万円をフルローンで借りた場合、期間が35年、金利が0.5%だとします。これは今の平均的な期間・金利ですね。この場合のローンの返済が137,061円となります。しかし売買の場合は管理費などが毎月かかり、この物件の場合は19700円。したがって、毎月の返済合計としては156,761円となります。

今回の賃貸の場合だと15万4000円、買っちゃった場合だと15万6000円となります。

これだけ見ると、5000万円ローンを組めるのであれば買っちゃった方が良いよね。と思われる方多いんじゃないでしょうか?細かい点を挙げると、購入の場合は物件価格以外に諸費用かかるよね。とか、毎年固定資産税係るよね。というお話もありますし、賃貸の場合は2年に1階更新料がかかるよね。という事もあります。現実的には転居して敷金・礼金・仲介手数料も定期的にかかります。

今回は純粋に物件に支払うお金だけのシュミレーションを比較してみました。結論としては購入できるだけの収入があるのであれば、買ってしまった方が同じ支払いでも良い条件の方に住めるという事になります。

借りるより購入したほうが条件は良くなる

実はこれ、この物件に限った事ではなくて、東京の都心部の物件であればだいたいは借りるよりも買ってしまった方が同じ支払いでも物件が広くなったり上層階になったり条件が良くなる事が多いですね。これは不動産屋を経営している私の肌感でそう感じます。

ポイントは「ローンが借りられるのであれば」ということです。

額面の年収でいうと、700万円位の方であれば5280万円位は借りられます。

15万円以上賃料を払っている人で、それなりの収入がある方は思い切って買う事も検討されてはいかがでしょうか。

 

目黒を中心に、都心城南(品川・目黒・世田谷・大田・港etc)の不動産については、武蔵小山最大級の不動産会社ウィローズにお任せ下さい。お客様のご要望に合った物件をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください

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まとめ

Point. 1

借りるより購入したほうが条件は良くなる。

Point. 2

ローンが借りられるのであれば購入も検討に。

Point. 3

記事監修者

朝倉 大樹(宅地建物取引士)
株式会社ウィローズ 代表取締役

2000年不動産ベンチャー企業入社、28歳で最年少営業部長、29歳で最年少役員に抜擢。上場準備にも携わるが、リーマンショックによる倒産危機を経験するなど激動の20代を送る。
2012年株式会社ウィローズを創業。「お客様の利益を第一に」を理念に、売上高30億円を超えるグループ企業に成長。
不動産業界とお客様との情報の非対称性を解消するべくYouTube「不動産ポリス」を配信中。

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