Jの写真の撮り方講座 「シャッタースピード」編ーー川上隼矢
川上 隼矢
2024.6.27
Jの写真の撮り方講座(最終回)
~これで皆さんもフォトグラファー「 SS(シャッタースピード)」編~
皆様こんにちは
ウィローズ売買部サポート課のJこと川上 隼矢(かわかみ じゅんや)です!
今回も前回に続き、写真の撮り方講座をさせていただきます!
第1回はこちらから⤵
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第2回はこちらから⤵
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今回は3つの数値うち3つ目のSS(シャッタースピード)についてお話しした後、前回、前々回を踏まえたまとめについてお話できればと思います!
カメラを持っている方はお手持ちのカメラをM(マニュアル)モードにしてぜひ一緒に試してみてください!
カメラを持っていない方も「こんなにいろんな機能があるのだな」と興味を持っていただけると嬉しいです。
まずシャッタースピードとはその名の通り、カメラの撮影ボタンを押してから、「カシャッ」と写真が撮影されるまでの時間のことです!
数値としては1/2、1/60、1/125 1/250…1/4000などです。
分母が小さいほど、シャッターを切るまでの時間が長くなるので、
動いているものを撮った時に残像を残せたり、
動きや躍動感が感じられるような写真にできたりします!
ただし、シャッターを切る時間が長くなる分、手ぶれもしやすくなってしまうため、注意が必要です。
逆に分母が大きいほど、ぶれが少なく「ピタッと」静止した写真になります。
お子様の運動会やスポーツなど、動きが早いものを「ピタッと」撮りたいときは分母を大きくして撮ると良いです。
ただし、分母が大きければ大きい程暗くなってしまうためそこは上手く調整しましょう。
参考写真:シャッタースピードと明るさ
1/250
1/125
1/50
1/20
分かりやすく図にすると、下記のようになります。
以上が「シャッタースピード」についての解説になります!
最後に、3週にわたってお話しした、「ISO」「シャッタースピード」「F値」の3つの数値を実際にどのように調整していくかについて少しお話できればと思います!
今回は屋内の場合と屋外の場合に分けて、それぞれ4ステップで調整していきます!
【屋内のとき】
Step1.
どんな写真にしたいか考えてF値を設定する。
お子様やペット、料理等主役を引き立たせたいときはF4.5等低めにセット
風景写真、集合写真など全体にピントを広げたい場合、F8にセット
Step2.
動きのある写真にしたいか、しっかり止まった写真にしたいか考える
動きのある写真にしたい場合、1/30等低めにセット、
しっかりと静止した写真を撮りたい場合
周囲に人や動くものがある場合はシャッタースピードを1/125に
Step3
明るさをその場のコンディションに合わせてISOで明るく、
Step4
シャッタースピードで暗く調整する。
【屋外のとき】
Step1
屋内のときと同じで、どんな写真にしたいか、F値で調整する。
Step2
ISOを100にセットする
Step3
屋内のときと同様に、動きのある写真にしたいか、静止した写真にしたいかどうかでシャッタースピードを調整する
Step4
その場のコンディションに合わせてISO、シャッタースピードを調整し明るさを調整する。
このステップを実際に行えば綺麗な写真を撮れるようになります!
以上、3週にわたってお話させていただいたカメラ講座のまとめとなります!
少し難しい内容となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!