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【中古マンション】40代50代が絶対狙うべきマンション7選
はじめに
40代50代が狙うべき物件の特徴を知らないと後悔します。不動産ポリスの朝倉です。40代50代の方で、「マンション購入を検討しているけど、どんな条件の物件を選べば良いのか分からない」と思っていませんか?実際に、自分の老後の生活がどうなるのかを具体的に想像するのは難しいので、「子どもが独立するから、今より少し狭めなマンションを買えばとりあえず大丈夫かな」と、ふわっとした条件で物件を選んでしまうということが多くあります。しかし、快適な老後生活を送るために抑えるべきポイントを知らずに、20代30代と同じような感覚で物件を選んでしまうのは大変危険です。住み始めてから「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまうかもしれません。そこで今回は、不動産業界歴25年となった私不動産ポリスが、「【中古マンション】40代50代が絶対狙うべきマンション7選」というテーマで、次の2つの項目に分けて解説していきます。
①狙うべき物件の特徴7選
②購入前に絶対確認すべきポイント
後半では、この年代が購入する時に必ず抑えて欲しいポイントを解説していきますので、最後までお見逃しなく!
本編
40代50代が狙うべき物件の特徴
まずは、40代・50代の方が、狙うべき物件の特徴を次の7つに分けて解説していきます。狙うべき物件の特徴として、
①管理状態が良い
②利便性が高い
③リフォーム
④リノベーションしやすい物件 ・バリアフリーマンション
⑤生活しやすい空間
⑥防犯性が高い
⑦エレベーターあり
以上の7つが当てはまります。どれも非常に重要なポイントなので、検討している物件が当てはまっているか、ぜひ確認しながら見てください。それでは、順番に解説していきましょう。
①管理状態が良い
まずは1つ目の特徴としてあげられるのが、「管理状態が良い」マンションです。中古マンションの購入を検討しているみなさんであれば、「マンションは管理を買え」という言葉を耳にするでしょう。これは、マンションの管理状態が、資産価値に繋がっているということを表しています。このチャンネルでも、中古マンションを購入するのであれば、「管理状態」については何度も解説してきているので、「もう知ってるよ!」という方もいらっしゃると思いますが、それくらい大事なポイントになりますので、まず最初にあげさせていただきました。
そもそも、「マンションの管理状況ってなに」と感じる方もいるかもしれませんが、「マンション」というのは、1つ屋根の下で多くの住民が暮らしている建築物です。そのため、住民のみなさんが使うような「階段」「エレベーター」「ごみ収集場」などの共用部分や、マンションを支える構造体・インフラ設備などの管理を所有しているみなさんで支えあって行かなければなりません。このような箇所をしっかり管理できているマンションを選ぶことで、老後に長く住み続けることが出来たり、資産価値が下落しにくいことから「売却」や「相続」がしやすかったりといったメリットを受けることができます。マンションの管理状態というのは、長期修繕計画書や総会議事録、内覧時に共用部分の状態などを確認することで把握することが出来ますので、信頼できる不動産会社と一緒に確認するようにしましょう。
②利便性が高い
2つ目の特徴として、「利便性が高い」マンションがあげられます。老後の生活をイメージするとわかりやすいですが、これから年を取るにつれて、買い物に出かけたり、通院したりすることが大変になることが想像できるかと思います。そのため、40代・50代で長く住み続けられる中古マンションを購入するのであれば、このような日常生活を快適に過ごしていくためにも「利便性が高い」マンションを狙って行くべきです。駅が近かったり、周辺にスーパーや病院があったりするマンションを選ぶことで、今後車の運転が難しくなった時でも、徒歩や公共交通機関で移動することが出来るので、安心して生活することが出来るかなと思います。
また、利便性という観点では、可能であれば「子どもの家」から近いマンションを選ぶのもいいかと思います。せっかく自立したのに、「近くに住むのはどうだろう」と感じる方もいるかと思いますが、最後に頼りになるのは、「子ども」です。なにか突然の事故や病気にかかった際に子どもを頼ることが出来たり、逆に子どもの子育てをサポートしたりすることもできますので、近くに住むことは、親子のどちらにもメリットがあり、お互いの安心した生活に繋がるかなと思います。このようなことから、お子さんとも話し合いをしながら、利便性の高いマンションを選ぶようにしましょう。
③リフォーム・リノベーションしやすい物件
3つ目の特徴としては、「リフォーム・リノベーションがしやすい」マンションです。このようなマンションを選ぶことで、今後の年を重ねることによる身体的な変化に合わせて、暮らしやすいマンションに変化させていくことができます。例えば、足腰が弱くなってくると、生活導線や水回りなどの使い勝手が悪く感じることもあるかと思います。そのような時に、自分たちが生活しやすい間取りや水回りスペースにリフォーム・リノベーションがしやすい物件を選んでおくと安心です。しかし、なかには、マンションの構造上の問題や管理規約の内容から希望通りの工事が難しいこともあります。そのため、
・床下の構造
・建物全体を支える構造
・管理規約の内容
などを事前にチェックしておくことが必要です。正直、このような情報を自分の力だけで集めることは難しいので、信頼できる不動産業者の方と協力して探していくようにしましょう。また、こちらの過去動画の中でも、リノベーションしやすい物件の構造について解説していますので、是非チェックしてみて下さい!
④バリアフリーマンション
4つめの特徴として、「バリアフリーマンション」があげられます。高齢になるにつれて、身体的な負担がかかってきますので、将来長く快適に暮らしていくためには、「バリアフリーマンション」を検討することが大切です。バリアフリーマンションの特徴としては、
・段差の少ない構造
・広めの廊下、ドア
・トイレや浴槽への手すり
などがあげられます。また、専有部分だけでなく共用部分に関しても、スロープ付きのエントランスやエレベーター、廊下が広めであるかも大事な確認ポイントです。こういったマンションを選ぶことが出来れば、もし自分が車椅子や歩行器を使用するようになっても、同じマンションに住み続けることができますので、確認するようにしましょう。
⑤生活しやすい空間
5つ目の特徴としては、「生活しやすい空間」のマンションです。40代・50代での中古マンション購入であれば、老後の生活も意識した「生活しやすい空間」を選択することが大切です。ポイントとしては、主に次の2つになります。
・間取り、広さ
・快適性
今までは、「子供」のことを中心に間取りや広さをイメージしてきた方も多いかと思います。しかし、これからは夫婦ふたりで快適に老後生活を送っていくことを念頭に置いて検討していきましょう。例えば、夫婦2人で過ごすのに広すぎない適切な広さや、寝室を同室にするのか別室にするのかなどの夫婦間のプライバシーとコミュニケーションの両方を確保できる間取りかを確認してみるといいと思います。また、快適性に関しては、日当たりや通気性、防音性に優れているかを確認するようにしましょう。老後となると定年退職もされて、日中家にいる時間が今よりも増えてくると思いますので、このような、家の中での居心地の良さに直結してくるポイントが非常に重要になってきます。このようなマンションを選ぶことができれば、これからも夫婦が快適に過ごせる居住空間を手にいれることが出来るかなと思います。
⑥防犯性が高い
6つ目の特徴は、「防犯性が高い」マンションです。マンションは、構造や人の目の面から、一般的に戸建よりも防犯性が高いと言われていますが、老後になってくると、鍵のかけ忘れによる空き巣や勧誘、訪問販売による詐欺被害の可能性は高くなってしまいます。そのため、40代50代のマンション購入では「防犯性の高い」物件を選ぶことがおすすめです。具体的には、
・オートロック
・防犯カメラ
・モニター付きインターホン
・管理人常駐
のような設備や体制が整っているマンションになります。しかし、予算の関係でこのような条件は厳しいという場合は、2階以上の部屋を選ぶようにして、少しでも防犯性の高い安心した居住環境を手に入れられるようにしていただければと思います。
⑦エレベーターあり
最後の7つ目の特徴として、「エレベーターあり」のマンションがあげられます。今はまだまだ、「足腰が元気」という方も多いかと思いますが、年を重ねるにつれて、どうしても足腰が弱くなってきてしまいます。「1階分くらいであれば階段でも大丈夫でしょう」と思っていても、階段の上り下りを億劫に感じてしまって段々と家にこもりがちになったり、つまずいて転倒のリスクが高くなったりしてしまいます。 そのような状況になると周りの方のサポートが必要になってしまうかもしれませんよね。そのため、少しでも長く老後の自立した生活を送るためにも、「エレベーターあり」の物件を選んで、スムーズな外出ができるようにしたり、転倒による怪我のリスクを減らしておけるようにしましょう。
40代50代が購入前に確認すべきポイント
ここまで、40代・50代が狙うべき物件の特徴について解説してきましたが、購入を失敗しないために、事前に必ずチェックして欲しいポイントがあります。 そのポイントというのは、
・住宅ローン
・今後のライフプラン
・マンションの出口
についてです。このポイントを押さえておくことで、マンション購入後の「お金」と「マンションの出口問題」の不安を解消して購入できるので、ぜひ参考にしてください。
①住宅ローン
まずは、「住宅ローン」について考えていきましょう。 40代・50代の方であっても、数千万とする中古マンションを現金一括で購入する方はなかなかいないと思います。そこで利用するのが「住宅ローン」ですが、30代のころと同じように「住宅ローン」を捉えていると大変危険です。若い方であれば、住宅ローンの返済まで、働いていることが考えられますので、「繰上げ返済」についてあまり考えなくても問題ありませんでした。しかし、40代・50代になるとどうでしょうか?一般的に住宅ローンの借入期間は35年ですが、この最長年数で借りた場合、完済する年齢まで働いていると考える方は少ないはずです。
そのため、住宅ローンの「繰上げ返済」「返済計画」について丁寧に考えていくことが必須になってきます。住宅ローンの借入で重要なのは、「金額」ではなく、「余裕をもって確実に返済していけるか」というポイントです。月々の返済額が無理なく返済できるのはもちろん、定年退職後の住宅ローンの返済・繰上げ返済もしっかり視野に入れて資金計画を立てることを優先してください。また、大きな病気、入院歴がある方だと、ほとんどの金融機関で住宅ローンを借りる際に必須になっている団体信用生命保険に加入できない可能性があります。そうなると、そもそも住宅ローンの借入できなくなってしまうので、自分が団信に加入できる状態であるのかというのも、事前に確認しておくようにしましょう。
②今後のライフプラン
つぎに、確認しておきたいポイントは「今後のライフプラン」を明確にすることです。ライフプランをより正確に把握するということは、「具体的な資金計画を立てる」ことにもなりますので、住宅ローンを借入するや返済する際に重要なポイントとなります。特に押さえておくべき「ライフプラン」としては、
・子どもの進学、独立はいつ頃か
・定年退職
・どんな老後生活を送りたいか
というようなことです。40代・50代であれば、住宅ローンの返済期間中に、年収の減少時期と返済がかぶってしまうことが十分に予想できます。更には、子どもの進学がこれから控えていると、まとまったお金が必要になってきますよね。このような時でも、事前に、教育費や定年退職のタイミングを踏まえてしっかりシミュレーションしておくことが出来れば、「返済の負担が大きくなって生活が苦しくなった」という事態を防ぐことができます。また、老後に関しても、退職金や年金を中心にゆっくりを過ごしていくのか、それとも定年退職後ももう少し働くのかでも、月々の返済額や繰り上げ返済のタイミングが変わってきます。そのため、物件を探し始める前にこのような老後の生活もイメージして、計画を立てるようにしましょう。
③マンションの出口
最後に3つ目のポイントとして、「マンションの出口をどうするか」ということも考えておきましょう。マンションの出口というのは、簡単に言えば、「売却」するのか、「相続」するのかということです。終の棲家にするにしても、最終的に所有している不動産をどうするのかというのは、将来的に残された子どものためにも予め決めておくようにしましょう。ここでは、「相続」するにしろ「売却」するにしろ、購入したマンションが「お金」に換金できるのかどうかが重要です。どのようなマンションが相続した方にとっても住みやすく、売却もしやすいのかというと、それはやはり「資産価値」が下落しにくいマンションです。
具体的には、前半で解説した、管理状態の良さや利便性の高さなどが重要なポイントになってきます。物件の資産性に関しては、こちらの過去動画で詳しく解説していますので、是非チェックして下さい!このようなマンションであれば、「住んでよし」「売ってよし」ですので、40代・50代での中古マンション購入は、こういった「資産価値」という観点から物件を選んでいくことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、「【中古マンション】40代50代が絶対狙うべきマンション7選」というテーマで解説してきました。この年代でマンションを購入する際には、事前に確認すべきポイントが沢山あります。その中でも、資金計画をしっかり立てることや将来売却、相続することを想定して資産価値の高い物件を選ぶことは非常に重要です。そして、20代30代と同じような感覚で物件を選んでしまうと、不便を感じて後悔してしまうかもしれません。そのため、動画の前半で解説した「40代50代が狙うべき物件の特徴7選」のポイントをしっかり抑えた上で、マイホーム購入を進めてください。
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